家事代行 副業の始め方【2026年最新】未経験から月5万円|タスカジとCaSyで手取りが変わる構造と「65万円特例」の罠

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営業職として10年間活動、某営業会社で2000人中2位、プライム上場企業にて年間TOPセールスなどを経て、サービス開発をするためにPDMにジョブチェン、現在進行形でPM/PDMをしています。上場企業の昇進レースに見切りをつけ、副業として業務委託でPM/PDM/PMOを複数案件並列で兼務、副業が年収1,000 万を突破したので、ナレッジを「会社の外で稼ぐ PM スキルの循環」をテーマに、テンプレ・講座・コミュニティで同世代の跳躍を支援しています。

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「毎日やっている掃除や料理が、そのままお金になるなら」。

ユイカ(副業初心者)
家事代行の副業、気になってるんですけど…時給が1,200円って書いてあるサイトと3,000円って書いてあるサイトがあって。何が違うのか全然わからなくて…

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混乱しますよね。分かります。でもその差、経験値じゃないんです。契約のかたちの違いなんですよ。

ユイカ(副業初心者)
契約のかたち…?同じ「家事代行」なのに?

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そうなんです。依頼者が払ったお金のうち、自分にいくら届くかが会社によって全然違う。この記事では公式に出ている数字だけを並べて、そこを先に整理しますね。

そう考えて家事代行を調べ始めた人が最初にぶつかるのが、時給表示のばらつきです。1,200円と書いてあるサイトもあれば、3,000円と書いてあるサイトもある。同じ「家事代行」なのに、なぜ2倍以上も違うのか。

結論から書きます。この差は経験値の差ではなく、契約形態の差です。家事代行のプラットフォームには、依頼者と直接契約する「仲介型」と、運営会社が受注して個人に配分する「配分型」があり、依頼者が払った金額のうちワーカーに渡る割合が根本的に違います。

数字で見ると、はっきりします。タスカジは依頼者料金が1時間1,500円から(出典: タスカジ公式サイト)、ハウスキーパーの手取りは最低プランで1時間1,230円(出典: 株式会社タスカジ プレスリリース 2026年4月14日)。一方でCaSyは依頼者料金が1時間2,790円(税込)に対し、業務委託キャストの時給は1,500円からです(出典: CaSy公式・業務委託の求人)。

もうひとつ、始める前に知っておくべき数字があります。求人統計上の家事代行スタッフの平均時給は約1,146円で、アルバイト・パート全国平均の約1,321円を下回っています(出典: 求人ボックス/マイナビの各統計。前掲タスカジ プレスリリース内で引用)。それでもタスカジの平均報酬額は約1,900円。この逆転が起きる理由も、契約形態にあります。

この記事では、タスカジ・CaSyの公式情報と、国税庁・内閣官房の公表資料だけを根拠にしました。登録から月5万円までの手順と、他媒体がほとんど書かない「保険が効かない場面」「会社員には使えない節税特例」を、数字を伏せずに整理します。

この記事でわかること

  • タスカジとCaSyで手取り率が約8割と約5〜6割に分かれる構造的な理由
  • 週2日×3時間=月26時間で、時給プラン別に月3.2万円〜7.8万円になる計算
  • 家事代行に資格は不要。ただし「整理収納」だけは条件がある話
  • タスカジのデビューは3ステップで、その各段階に審査があること
  • 関東・関西・一部地方以外では、そもそも始められないという現実
  • 損害賠償保険が「対人1億円」でも適用外になる4つの場面
  • 会社員の副業では「家内労働者等の65万円特例」が原則使えない理由
  • 専業主婦・主夫なら総収入160万円まで所得税ゼロになりうる条件
  • 副業所得20万円以下でも確定申告が必要になるケース
  • 家事支援の国家資格化について、首相が「来年秋の試験実施」に向けた検討加速を指示していること
目次

結論:月5万円は「週2日×3時間」で届く。ただし時給プランで3.2万〜7.8万に開く

先に結論を置きます。家事代行の副業が向いているのは、平日夜より日中の3時間をまとめて空けられる人です。逆に「深夜だけ空いている」「在宅で完結させたい」人には向きません。

理由は依頼の時間帯が固定されているからです。タスカジの依頼は1回3時間固定で、時間帯はAM9時〜12時、PM13時〜16時、夜18時〜21時の3種類(出典: タスカジ公式サイト・よくある質問)。土日や平日日中に3時間の枠を作れることが前提になります。

その前提が満たせるなら、金額の見通しは立てやすい仕事です。タスカジは「副業層」のモデルとして、週2日・各3時間×1枠で手取り月額5万〜6万円を公表しています(前掲プレスリリース)。

まずは短時間で確実に現金化したい人は、単発バイト系から入るほうが早いこともあります。

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家事代行の副業とは|「雇用されない」働き方であることが出発点

家事代行の副業を理解する近道は、自分が従業員ではなく個人事業主になるという一点を押さえることです。ここを外すと、税金も保険もケガの扱いも読み違えます。

タスカジは公式FAQで「派遣やアルバイト契約とは異なり、『タスカジ』の会社とは雇用関係にない『個人事業主』として活動頂く形となります」と明記しています(出典: タスカジ公式・ハウスキーパー募集ページ)。CaSyの業務委託も「個人事業主としてキャスト規約への同意をもって契約更新の上、お仕事をしていただく業務形態」と説明されています(前掲CaSy公式)。

登場人物は3人。ただし契約線の引き方が2通りある

仕組み自体は単純です。違うのは、契約書の当事者が誰になるかです。

役割 誰か 何をするか
依頼者 家事を任せたい家庭 作業内容と日時を指定して料金を払う
プラットフォーム タスカジ/CaSyなど 集客・マッチング・決済・保険を提供する
ワーカー あなた 訪問して掃除・料理・整理収納などを行う

タスカジは「依頼者様とタスカジさんの出会いの場をご提供」する立場で、契約は依頼者とハウスキーパーの個人間契約と説明されています(前掲タスカジ公式サイト)。CaSyは運営会社が依頼を受け、キャストに業務を委託する形です。

同じ「家事代行の副業」に見えて、片方は個人と個人、もう片方は会社と個人。この線の引き方が、後述する手取り率と法律の適用範囲を決めます。

求人統計の平均は1,146円。それでもタスカジが約1,900円になる理由

家事代行という職種そのものは、時給が高い仕事ではありません。

区分 平均時給
アルバイト・パート全国平均 約1,321円
家事代行スタッフ全国平均(アルバイト・パート) 約1,146円
タスカジ 平均報酬額/時 約1,900円
タスカジ 最高報酬額/時 3,000円

出典はいずれも前掲のタスカジ プレスリリースで、パート平均はマイナビ「2026年2月度 アルバイト・パート平均時給レポート」、家事代行平均は求人ボックスが2026年3月に掲載求人から算出した統計を引用しています。タスカジの数値は税込・交通費別・プラットフォーム利用料差し引き後の手取りです。

差額を計算すると、家事代行スタッフの求人平均はパート全国平均より175円安い。にもかかわらずタスカジの平均は1,900円で、求人平均の約1.66倍になります。

理由は雇われていないからです。タスカジ公式は「家事代行業者を介さない個人同士の契約なので、価格がリーズナブル。ハウスキーパーは高時給に。」と、この構造をそのまま説明しています。同じ作業でも、間に入る事業者の取り分が薄いぶん手取りが増える。裏を返せば、社会保険も雇用保険もその外側にある、ということです。

ユイカ(副業初心者)
依頼者が払う金額まで見るんですか?自分の時給だけ見ればいいと思ってました…

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そこが落とし穴です。時給1,500円のほうが1,230円より高く見えますよね。でも依頼者が払っている額が違うので、手取り率で見ると逆転します。次の数字を見てください。

【最重要】タスカジとCaSyで手取り率が変わる|公表価格から逆算する

この記事でいちばん伝えたいのはここです。依頼者が払う金額のうち、いくら自分に届くのかを比べてから登録先を決めてください。時給の額面だけを見ると判断を誤ります。

以下は、両社が公表している最低価格どうしを並べた概算です。実際の組み合わせは案件やプランで変動するため、比率は目安として読んでください。

タスカジ:依頼者1,500円に対し手取り1,230円(約8割)

タスカジの依頼者向け料金は「業界最安値水準1時間1,500円から」と公表されています(前掲タスカジ公式サイト)。ハウスキーパー側の手取りは、プランAが1時間1,230円(前掲プレスリリース)。

計算すると、1,230円 ÷ 1,500円 = 約82%。プラットフォーム側に残るのは約270円、比率で約18%という水準になります。

CaSy:依頼者2,790円に対し時給1,500円(約5〜6割)

CaSyの依頼者向け料金は「1時間2,790円(税込)から」(前掲CaSy公式サイト表記)。業務委託キャストの時給は1,500円から、料理業務委託や一部の都内特別報酬付案件は1,900円から、最高時給は2,260円です(前掲CaSy公式・業務委託の求人)。

1,500円 ÷ 2,790円 = 約53.8%。差額は1,290円で、比率にすると約46%が運営側に残る形になります。

比較項目 タスカジ CaSy
契約の相手 依頼者(個人間契約) 運営会社(業務委託)
依頼者料金(最安) 1時間1,500円〜 1時間2,790円(税込)〜
ワーカーの報酬(最低) 手取り1,230円/時 時給1,500円/時
報酬の上限 3,000円/時(プランK) 2,260円/時
平均 約1,900円/時 公表なし(1,500〜1,860円が基本レンジ)
概算の手取り比率 約8割 約5〜6割
価格の決定権 自分(11段階から選択) 運営(案件ごと)
交通費 別途(依頼料金と合わせて依頼者が支払う) 別途支給880円/回〜
社会保険・雇用保険 なし(個人事業主) なし(業務委託)
1回の最低時間 3時間固定 1時間〜

なお金額の税抜・税込の扱いは両社の公表形式が異なります。CaSyの2,790円は税込表記、時給1,500円は税区分の明記がないため、比率は厳密な原価計算ではなく公表数値どうしを並べた概算として扱ってください。

なぜ差が出るのか|仲介型と配分型

構造の違いはシンプルです。

タスカジは、価格を決めるのがワーカー自身です。「11種類の価格帯の中からタスカジさん自身が価格を選んで設定」する仕組みになっています(前掲タスカジ公式FAQ)。

以前は「実績や評価の積み上げに応じて上位プランを選択できる段階的な仕組み」が置かれていました。しかし2026年4月14日にこの上限が撤廃されました。現在は全ハウスキーパーがプランA(1,230円)からプランK(3,000円)まで自己判断で選べます(前掲プレスリリース)。なお公式サイトのFAQには上限撤廃前の説明が残っている箇所があるため、条件はプレスリリース側の記載で確認してください。

CaSyは、価格も案件も運営が用意します。そのぶん自分で営業する必要がなく、週1回1時間から働ける柔軟さと、研修・マニュアル・オンラインセミナーといったサポートが付きます。手数料はその対価です。

ただし「手数料が安い=有利」ではない

ここを短絡させないでください。タスカジの手取り率が高いのは、集客と価格設定の責任を自分が負っているからです

制度上は初日から上位プランを選べますが、それが受注につながるかは別の話です。依頼が入らなければ収入はゼロ。タスカジ自身が「報酬プランの設定はあくまで自己判断です。自身のスキル・実績・依頼者からのレビュー評価を十分に踏まえた、誠実な設定が前提となります」と注意書きを添えています(前掲プレスリリース)。

上限が外れたぶん、値付けの責任は完全に自分側へ移りました。選べる自由と、選び間違えたときの空振りが同時に増えたと読むのが正確です。

対してCaSyは、案件が運営から回ってくる代わりに単価が抑えられる。手数料の低さは、自己責任の重さとのトレードオフだと理解して選んでください。

月5万円の設計図|月26時間で、プラン別に3.2万〜7.8万円

金額の見通しは、稼働時間を先に固定すると一気に明確になります。ここでは「週2日・1日3時間」を基準に置きます。

まず稼働時間を計算する

週6時間の稼働を1年続けると、6時間 × 52週 = 312時間。これを12で割ると、月あたり26時間です。この26時間に時給を掛けるだけで、月の手取りが出ます。

プラン別シミュレーション(月26時間の場合)

同じ26時間でも、選ぶプラットフォームと時給プランで手取りは倍以上に開きます。両社の公表値をそのまま26時間に掛けたものが下の表です。

プラン・条件 時給(手取り) 月26時間の手取り 年間換算
タスカジ プランA(最低プラン) 1,230円 31,980円 383,760円
CaSy 業務委託(基本) 1,500円 39,000円 468,000円
タスカジ 平均 1,900円 49,400円 592,800円
CaSy 最高時給 2,260円 58,760円 705,120円
タスカジ プランK(上限) 3,000円 78,000円 936,000円

同じ26時間を働いても、プランAとプランKでは月46,020円の差。年間にすると552,240円です。家事代行の副業でいちばん効くのは、稼働時間を増やすことではなくプランを上げることだと数字が示しています。

タスカジが公表する副業層モデル(週2日・各3時間×1枠で手取り月5万〜6万円)は、この表の「平均1,900円」の行とほぼ一致します。公式の目安と自分の計算が噛み合うかを、登録前に一度確かめてください。

交通費は「別途」。ここを収入に数えない

見落としやすいのが交通費です。タスカジでは交通費が依頼料金とは別に発生し、依頼の詳細画面に自動計算で表示される仕組み(前掲タスカジ公式FAQ)。CaSyは880円/回以上が別途支給されます。

つまり交通費は実費の補填であって、収入ではありません。月8回訪問してCaSyの交通費880円を8回受け取ると7,040円になりますが、これは電車代で消えます。手取りを計算するときは、交通費を足さないこと。この一手間で、後から「思ったより残らない」となる事故を防げます。

ユイカ(副業初心者)
登録すればすぐ働けるんですよね?…あれ、審査があるって書いてありました?

リンク(運営者)
あります。手順は3ステップと案内されていますが、その各段階に審査が入ります。とくに3時間の現場トライアルは実質の試験なので、ここは知って臨んだほうがいいですよ。

始め方の全ステップ|タスカジは3ステップだが各段階に審査がある

登録すればすぐ働ける、という仕事ではありません。タスカジのデビューまでの流れは公式ページで「簡単3ステップ」と案内されていますが、同じページに「各ステップにおいて弊社基準に基づく審査があります」という注記が添えられています(前掲タスカジ公式・募集ページ)。

軽さと厳しさが同居している設計です。手順そのものは短いのに、途中で落ちる余地が3回ある。ここを知らずに申し込むと、面談後の連絡待ちで不安になります。

事前チェック:応募条件を満たしているか確認する

タスカジの応募条件は公式FAQに列挙されています。

条件 内容
家事経験 家庭で2年以上主体的に家事を回した経験、または家事代行経験
年齢 20歳以上
健康 心身ともに健康
端末 スマートフォンを日常的に使用している
姿勢 約束や時間を厳守できる/相手目線のコミュニケーション力
身だしなみ 誰からも信頼される清潔な服装
整理収納希望者のみ 整理収納の資格や知識があり、第三者にアドバイスをした経験がある

「2年以上主体的に家事を回した経験」という条件があるため、実家暮らしで家事をしてこなかった人はここで詰まります。逆に専業主婦・主夫としての年数は、そのまま応募条件を満たす材料になります。

ステップ1:オンライン面談&登録会に参加する

無料のオンライン面談を予約して参加します。面談は自宅から参加でき、登録料はかかりません。この段階で身分証明書のコピーを提出します。外国籍の場合は在留カードで労働許可状況が確認されます。

ステップ2:現場トライアル(3時間の実地体験+スキルチェック)

ここが実質的な試験です。タスカジモニター宅で3時間の実地体験を行い、合格した人だけが活動できます。

見逃せないのは、このテストセンターの講評が1件目のレビューとして公開されるという点です(前掲タスカジ公式FAQ)。依頼者はプロフィールとレビューを見て相手を選びます。1件目の講評は、デビュー直後の依頼の入りやすさを左右する看板になる。トライアルは「通過すればいい」ではなく、最初の営業資料をつくる場面だと考えて臨んでください。

ステップ3:オンラインデビュー前講習を受けてデビュー

取引ルール、システムの操作方法、依頼が入りやすくなるコツを学びます。デビュー後も任意受講のスキルアップ講座が用意されています。

CaSyの場合はもう少し軽い

CaSyは応募条件に資格・経験の要件がありません。「未経験者OK!資格不要」と明記されており、募集要項でも「未経験者・主婦・30代・40代・50代活躍中」とされています。研修制度とユニフォーム(エプロン)の貸与があり、週1回以上・8時〜20時の間で1日1時間から働けます。

デビューボーナスも用意されています。応募から30日以内に定期サービスの担当になると2,500円。支払いは定期サービスの初回実施後、翌々月末です(前掲CaSy公式・業務委託の求人)。すぐ振り込まれるものではない点に注意してください。

ただしお料理代行を選ぶ場合は条件が付きます。CaSy公式インスタグラムに掲載されているような料理を、3時間で4人前・8品以上作れるスキルレベルが求められます。

【落とし穴】エリア外だと、そもそも始められない

見落としがちですが、これがいちばん多い挫折要因です。両社ともサービス提供エリアが限られています。

プラットフォーム 対応エリア
タスカジ 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉の一部)/関西(大阪・兵庫・京都・和歌山・奈良・滋賀の一部)/九州(福岡市内とその近郊)
CaSy 東京23区・東京都下・神奈川・千葉・埼玉/大阪・兵庫・京都/宮城・愛知・福井

出典は前掲の各社公式ページです。地方在住の場合、両方とも対象外というケースが十分にありえます。登録手続きに時間をかける前に、自宅の郵便番号がエリア内かを最初に確認してください

エリア外だった場合は、訪問型ではない副業に切り替えるほうが現実的です。

エリア外だった人は、在宅で完結する副業のほうが現実的です。

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未経験でも大丈夫か|約8割が家事代行未経験からのスタート

不安がいちばん大きいのがここでしょう。タスカジ公式は「約8割の方が家事代行未経験からスタート」しており、「大切なのは相手の気持ちに寄り添えたり、相手が望んでいることを想像できるコミュニケーション力」だと説明しています(前掲タスカジ公式・募集ページ)。

登録者の内訳を見ると、この説明に納得がいきます。長年の主婦経験を活かす人、栄養士や調理師の資格保有者、保育園や学校の給食・レストランで料理の専門職に就いていた人、海外出身のハウスキーパー、家事が好きな会社員まで幅があります。

必須資格はない。ただし整理収納だけは条件付き

タスカジ公式FAQは「必須の資格はありません」と明言しています。例外は「整理収納」の作業項目だけで、以下のいずれかを満たす必要があります。

  • 整理収納関係の資格があり、人にアドバイスをした経験がある
  • 整理収納関係のセミナーなどに参加し、人にアドバイスをした経験がある
  • 整理収納関係の書籍を2冊以上読み、人にアドバイスをした経験がある

3つ目の条件に注目してください。書籍2冊と、友人知人へのアドバイス経験でも可とされています。整理収納は単価を上げやすい分野なので、参入のハードルが資格より低いことを知っておくと選択肢が広がります。

活かせる資格の一覧

必須ではありませんが、持っていれば単価交渉の材料になります。

分野 活かせる資格
料理 調理師、栄養士、管理栄養士
掃除 クリンネスト1級・2級
整理収納 整理収納アドバイザー1級・2級、整理収納コンサルタント、ライフオーガナイザー1級・2級
チャイルドケア 認定ベビーシッター、保育士、幼稚園教諭、教員免許

チャイルドケアとペットケアも作業項目に含まれますが、タスカジではチャイルドケアは保護者同席が条件、ペットケアは室内のみと範囲が限定されています。

【他媒体が書かない】損害賠償保険が効かない4つの場面

タスカジは「最大1億円の損害賠償保険」を掲げています。実際の補償額は対物1,000万円、対人1億円が上限(前掲タスカジ公式FAQ)。心強い数字ですが、適用範囲には明確な線が引かれています。

他人の家で高価な家電や食器を扱う仕事なので、ここは登録前に必ず読んでおくべき箇所です。

1. 依頼した時間帯と作業時間が1時間も被らない場合

タスカジ公式FAQは「万が一、依頼した時間帯と作業時間が1時間も被らない場合、損害保険の対象外となりますので、ご注意ください」と記載しています。

開始時間は2時間前後まで変更できますが、それを超える調整はできません。依頼者に頼まれて大きく時間をずらすと、無保険で作業することになりかねないという話です。時間変更の相談を受けたら、この線を意識して返答してください。

2. 鍵の紛失による二次的な損害

不在時の作業では鍵を預かることがあります。この点についてタスカジ公式FAQは「タスカジさんが紛失した鍵によって二次的な損害(たとえば、第三者の侵入など)が起きた場合は損害保険の対象外」と明記しています。

鍵を預かる不在時作業は、報酬が同じでもリスクだけが上乗せされる構図。信頼関係ができてから、と公式も案内しています。

3. 高所作業・危険作業・屋外作業

保険の対象となる作業範囲は、掃除・洗濯・料理・作り置き・整理収納・買い物に限られます。「基本的に、高所での作業や危険作業、屋外での作業は対象外」(前掲タスカジ公式FAQ)。

現場で「ついでにベランダの外側も」「電球の交換も」と頼まれることがあります。断りにくい場面ですが、範囲外の作業は保険の外です。

4. そもそも労災は使えない

保険と混同されやすい論点です。個人事業主なので、作業中に自分がケガをしても労災保険は適用されません。CaSyは業務委託の待遇表で「社会保険 なし/雇用保険 なし/福利厚生 なし」と明示しています。

損害賠償保険が守るのは、依頼者の物と体です。自分の体は対象外。腰痛や転倒は自己負担になるため、民間の傷害保険を別途検討する余地があります。なおCaSyは社会保険に加入したい人向けに正社員としての就業も案内しているので、安定性を重視するなら説明会で相談する道もあります。

ユイカ(副業初心者)
ぶっちゃけ、税金の話が一番こわいです。「経費が65万円まで認められてお得」って記事を見たんですけど、それなら安心かなって…

リンク(運営者)
そこ、確認しておきましょう。国税庁のページには「給与の収入金額が65万円以上あるときは、この特例は受けられません」と書いてあります。つまり会社員の副業だと原則使えない。逆に給与がない人には効きます。ここを分けて説明しますね。

会社員が知らないと損する税金|「65万円特例」は原則使えません

ここが本記事でもうひとつの核心です。家事代行の副業を検索すると「家内労働者等の必要経費の特例が使えるので有利」という解説をよく見かけます。会社員の副業では、この特例は原則として使えません

家内労働者等の必要経費の特例とは

国税庁のタックスアンサーNo.1810は、この特例を次のように説明しています。実際にかかった経費が65万円未満でも、必要経費を65万円まで認めるという制度です(令和2年分から令和6年分までは55万円)。

対象となる「家内労働者等」の定義は少し変わっています。家内労働法に規定する家内労働者、外交員、集金人、電力量計の検針人。そしてもうひとつ、特定の者に対して継続的に人的役務の提供を行うことを業務とする人が含まれます(出典: 国税庁 タックスアンサー No.1810 家内労働者等の必要経費の特例/根拠法令 措法27)。

給与収入が65万円以上あると適用外=会社員の副業では使えない

同じ国税庁ページは、適用の条件をこう定めています。

> (1)給与の収入金額が65万円以上あるときは、この特例は受けられません。

会社員の給与収入が65万円を超えているのは、ほぼ確実です。したがって本業で給与を受けている人が家事代行の副業をしても、この特例による65万円の必要経費は認められません。経費として引けるのは、実際に支出した交通費や消耗品費などの実費だけです。

「家事代行は経費が65万円まで認められるからお得」と書いてある記事を見たら、それが誰向けの説明なのかを確認してください。

専業主婦・主夫なら総収入160万円まで所得税ゼロの可能性

一方で、給与収入がない人には大きな意味があります。国税庁No.1810の注意事項には、次の記載があります。

> この特例に該当する所得しかない人で、その年の総収入金額が160万円以下の場合は、総所得金額が基礎控除額の95万円以下となりますので、本人に所得税は課されません。また、その年の総収入金額が123万円以下の場合は、扶養者の所得税額の計算上、配偶者控除あるいは扶養控除の対象となります。

計算を追うと、160万円 − 65万円(特例の必要経費)= 95万円で、これが基礎控除額の95万円以下に収まる、という構造です。なお基礎控除の95万円は合計所得金額132万円以下の区分に適用される額で、所得が増えると控除額は下がります(出典: 国税庁 タックスアンサー No.1199 基礎控除)。ここでは総収入160万円以下という前提なので、95万円の区分に収まります。

専業主婦・主夫がタスカジで働く場合、月26時間・平均1,900円のペース(年約59万円)なら、この枠に十分収まります

立場 65万円特例 実務上のポイント
会社員の副業 使えない(給与収入65万円以上のため) 経費は実費のみ。所得20万円超で確定申告
給与収入なし(専業主婦・主夫) 使える可能性 総収入160万円以下なら所得税ゼロ、123万円以下なら扶養控除等の対象
給与収入が65万円未満のパート 部分的に使える 65万円から給与所得控除額を引いた残額と実費の高い方を経費にする

該当性は税務署に確認すべき「論点」

ここで正直に書いておきます。プラットフォーム経由の家事代行が「特定の者に対して継続的に人的役務の提供を行う」に当たるかは、機械的には決まりません

タスカジの定期依頼のように同じ家庭へ毎週訪問する形であれば、継続的な人的役務の提供という説明はつきやすい。一方で毎回違う家庭のスポット依頼を数十件受ける形は、「特定の者」の解釈が争点になりえます。国税庁のページも定義を示すだけで、家事代行の該当可否には触れていません。

金額が大きくなる見込みなら、申告前に所轄の税務署か税理士に確認してください。この特例は使えれば効果が大きいぶん、当てはまらない前提で申告するほうが安全です。

副業所得20万円以下でも申告が必要になるケース

もうひとつ、多くの解説が落としている論点があります。

給与を1か所から受けていて給与収入が2,000万円以下の場合、給与所得と退職所得以外の所得の合計が20万円以下なら確定申告は不要です。ただし国税庁No.1900のQ&Aは、この規定の射程をはっきり限定しています。

> この規定は確定申告を要しない場合について規定しているものであり、確定申告を行う場合にも、その20万円以下の所得を申告しなくてもよいという規定ではありません。

読み替えると、こうなります。医療費控除など別の理由で確定申告をするなら、20万円以下の家事代行の所得も一緒に申告する義務があるということです(出典: 国税庁 タックスアンサー No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人/所法121、122)。

「20万円以下だから申告不要」と覚えていると、医療費控除の還付申告をした年に申告漏れになります。副業の確定申告の全体像は副業の確定申告の記事で整理しています。

勤め先にバレないための管理ポイント

家事代行は訪問型なので、同僚に見られるリスクはゼロにはなりません。それでも管理できる部分は3つあります。

第一に就業規則です。副業が届出制なのか禁止なのか、まず自社のルールを確認してください。第二に稼働エリアです。タスカジは「ご近所だけの仕事にしぼってもOK」とされていますが、勤務先や取引先の近隣を避けるという逆の使い方もできます。第三に住民税です。所得税の確定申告が不要な金額でも住民税の申告が必要になる場合があり、そこから勤務先に伝わる経路があります。

仕組みと具体的な対策は副業がバレる仕組みを解説した記事にまとめました。

2026〜2027年の制度変化|家事支援が「国家資格」になる動き

いま家事代行を始める人にとって、無視できない政策変化が進んでいます。

首相の指示は「来年秋の試験実施」=2027年秋

いちばん確度の高い一次情報は、首相官邸が公開している発言録です。2026年4月22日の第4回日本成長戦略会議で、高市総理は次のように述べています。

> また育児や介護など家事の負担による離職、これをどうしても防止したいと考えております。城内大臣と関係大臣が連携して、家事支援の国家資格化について、来年秋の試験実施、税制措置を含む支援の実現に向けた検討を加速してください。

(出典: 首相官邸・日本成長戦略会議 令和8年4月22日

2026年4月の発言における「来年秋」は、2027年秋を指します。あわせて税制措置を含む支援の検討も指示されています。

その後2026年6月30日の会議に提出された「日本成長戦略(案)」では、8つの分野横断的課題のひとつとして「家事等の負担軽減」が独立した章(Ⅲ-6)として立てられました(出典: 内閣官房・日本成長戦略(案)令和8年6月30日)。同案の総論部分にも「女性を含め多様な人材がライフイベントによりキャリアを諦めることのないよう、家事等の負担軽減にも取り組まなければならない」という一文が入っています。

「2027年夏」と「2027年秋」は別のマイルストーン

ここは読み分けが必要な箇所です。時期の記載が2つ流通していますが、指しているものが違います

情報源 日付 記載 対象
タスカジ プレスリリース 2026年4月14日 2027年夏の創設を目指す 資格制度の創設
首相官邸・発言録 2026年4月22日 来年秋の試験実施 試験の実施

制度が創設される時期と、第1回試験が実施される時期は同じではありません。両方が並んでいても矛盾とは言い切れません。

そのうえで、試験を受けられる時期として読むなら「2027年秋」が一次情報です。「2027年夏に資格が取れる」と書いている解説を見たら、それが制度創設の話なのか試験実施の話なのかを確認してください。なお現時点で公表されているのは検討加速の指示であり、試験日程が確定告示された段階ではありません。

いま始める人にとっての意味

資格ができる前から動く価値は、実績の積み上げにあります。タスカジもCaSyも、依頼者が相手を選ぶ材料はレビューと実績です。制度が整ってから参入する人が増えたときに、レビューが数十件ある側と0件の側では出発点が違います

税制措置の検討も指示に含まれている点も見逃せません。利用料が控除対象になれば依頼側のハードルが下がり、需要そのものが増える方向に働きます。

なおタスカジは独自に「家事クリエイター」という認定資格の仕組みも運営しています。国家資格とは別枠ですが、スキルを可視化するという点では同じ方向を向いています。

フリーランス法の保護は届くのか|契約の相手が誰かで変わる

個人事業主として働くうえで確認しておきたいのが、2024年11月1日に施行されたフリーランス・事業者間取引適正化等法(正式名称: 特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)です。

保護の対象になるのは特定受託事業者、つまり従業員を使用しない個人などです。家事代行を個人で請け負う立場は、ここに当てはまります。

義務の内容は、発注側の立場によって段階が分かれます。取引条件の明示は、業務委託をする事業者に広くかかる義務。一方で給付を受領した日から原則60日以内の報酬支払やハラスメント対策の体制整備は、従業員を雇っているなど一定の要件を満たす「特定業務委託事業者」に課されます(出典: 公正取引委員会・フリーランス・事業者間取引適正化等法パンフレット)。

ここで冒頭の契約形態の話が効いてきます。CaSyのように運営会社が業務を委託する形なら、発注側は事業者なので同法の枠組みに乗るはず。一方、タスカジのように依頼者(一般の個人)と直接個人間契約を結ぶ形では、依頼者が事業者でない限り対象外という整理になります。

もっとも、同パンフレットのQ&Aは仲介事業者についてこう補足しています。単に仲介をしている場合は特定業務委託事業者に該当しませんが、実質的にフリーランスに業務委託をしているといえる場合には該当する、という考え方です。プラットフォームの呼び方ではなく、実態で判断されるということ。

いずれにせよ、手取り率が高い側は法律による下支えが薄くなりやすいという構図があります。適用関係は契約書の当事者と業務の実態で決まるため、登録前に各社の利用規約で契約の相手が誰になるのかを必ず確認してください。

家事代行の副業が向いている人・向いていない人

判断を整理します。

向いている人 向いていない人
平日日中か土日に3時間の枠を作れる 深夜・早朝しか空いていない
対応エリア内に住んでいる 対応エリア外に住んでいる
家庭で2年以上主体的に家事をしてきた 家事の実務経験がほとんどない
他人の家に入ることに抵抗がない 在宅で完結させたい
体力を使う作業に耐えられる 腰や膝に不安がある
給与収入がない(特例の恩恵が大きい) 副業の税務処理を増やしたくない

体力面は正直に見積もってください。3時間の掃除は、自宅の掃除とは負荷が違います。労災が使えない前提なので、無理な稼働は収入以上の損失につながります。

訪問型が合わない、体力面が不安という人は在宅系から始めるほうが続きます。

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よくある質問

登録前に検索されやすい論点を、公式情報と国税庁の資料をもとに10問にまとめました。

Q1. 家事代行の副業に資格は必要ですか?

必須の資格はありません。タスカジ公式FAQは「必須の資格はありません」と明記しており、CaSyの募集要項も「資格不要」「未経験者OK」としています。例外はタスカジの「整理収納」の作業項目だけで、整理収納関係の資格・セミナー参加・書籍2冊以上の読了のいずれかと、第三者へのアドバイス経験が求められます。

Q2. 未経験でも家事代行に登録できますか?

できます。タスカジ公式は約8割の登録者が家事代行未経験からスタートしていると公表しています。ただしタスカジには「家庭で2年以上主体的に家事を回した経験、または家事代行経験」という応募条件があるため、家事そのものの経験は必要です。CaSyは経験要件を設けていません。

Q3. 家事代行の副業で月5万円稼ぐには何時間働く必要がありますか?

タスカジの平均時給約1,900円で計算すると、月26時間で49,400円です。週2日・1日3時間のペースが目安になります。タスカジ自身も副業層のモデルとして週2日・各3時間×1枠で手取り月5万〜6万円を公表しています。最低プランのプランA(1,230円)だと同じ26時間で31,980円。2026年4月14日の上限撤廃により制度上は初日から上位プランを選べますが、依頼が入るかは別問題です。実務上は、受注実績とレビューが伴ってからプランを上げていく流れになります。

Q4. タスカジとCaSyはどちらが稼げますか?

上限で比べるとタスカジです。タスカジは手取り3,000円/時が上限、CaSyは最高時給2,260円です。ただしタスカジの最低プランは1,230円で、価格設定も集客も自己責任。CaSyは1,500円からで案件が運営から回ってきます。すぐに一定額を確保したいならCaSy、時間をかけて単価を上げたいならタスカジという整理になります。

Q5. 家事代行の交通費は自己負担ですか?

どちらも別途支給されます。タスカジは交通費が依頼料金とは別に発生し、依頼の詳細画面に自動計算で表示されて依頼者が支払う仕組み。CaSyは880円/回以上が別途支給され、依頼者による増額もあります。ただし交通費は実費の補填なので、収入として計算に入れないでください。

Q6. 作業中に物を壊したらどうなりますか?

タスカジには対物1,000万円、対人1億円を上限とする損害賠償保険があります。対象は依頼者とタスカジさんの間でタスカジを通して成立した作業時間内の作業で、範囲は掃除・洗濯・料理・作り置き・整理収納・買い物です。ただし依頼した時間帯と作業時間が1時間も被らない場合は対象外、預かった鍵の紛失による第三者侵入などの二次的損害も対象外です。高所作業・危険作業・屋外作業も範囲に含まれません。

Q7. 家事代行の作業中に自分がケガをした場合は補償されますか?

労災保険は使えません。タスカジもCaSyの業務委託も個人事業主としての契約で、CaSyは待遇表に「社会保険なし/雇用保険なし/福利厚生なし」と明記しています。損害賠償保険が守るのは依頼者の物と体で、自分のケガは対象外です。民間の傷害保険を別途検討してください。CaSyは社会保険に加入できる正社員の就業も案内しているので、安定性を重視するなら説明会で相談する方法もあります。

Q8. 会社員でも家内労働者等の65万円特例は使えますか?

原則として使えません。国税庁タックスアンサーNo.1810は「給与の収入金額が65万円以上あるときは、この特例は受けられません」と明記しています。本業の給与が65万円を超える会社員は適用外で、経費に計上できるのは実際に支出した交通費や消耗品費などの実費だけです。給与収入がない専業主婦・主夫であれば適用の可能性があり、その場合は総収入160万円以下で所得税がかからない計算になります。ただしプラットフォーム経由の家事代行が「特定の者に対して継続的に人的役務の提供を行う」に当たるかは解釈が分かれるため、税務署か税理士に確認してください。

Q9. 家事代行の副業所得が20万円以下なら確定申告は不要ですか?

確定申告をしない場合は不要です。ただし国税庁No.1900のQ&Aは「確定申告を行う場合にも、その20万円以下の所得を申告しなくてもよいという規定ではありません」としています。つまり医療費控除などの還付申告をする年は、20万円以下の家事代行の所得も含めた申告が必要。なお所得税の確定申告が不要な金額でも、住民税は申告が必要になります。お住まいの自治体の案内を確認してください。

Q10. 家事支援の国家資格はいつからできますか?

2026年4月22日の第4回日本成長戦略会議で、高市総理が「家事支援の国家資格化について、来年秋の試験実施、税制措置を含む支援の実現に向けた検討を加速してください」と指示しています。2026年4月の発言なので「来年秋」は2027年秋を指します。2026年6月30日の「日本成長戦略(案)」にも家事等の負担軽減が分野横断的課題として明記されました。なお「2027年夏の創設」と書かれた資料も流通していますが、制度の創設時期と第1回試験の実施時期は別のマイルストーンです。試験を受けられる時期として読むなら2027年秋が一次情報になります。ただし現時点で公表されているのは検討加速の指示であり、試験日程が確定告示された段階ではありません。

まとめ|家事代行の副業は「契約形態」を選ぶところから始まる

要点を整理します。

  • 家事代行の副業は雇用ではなく個人事業主としての稼働。社会保険も労災も外側にある
  • 依頼者料金に対する手取り比率は、公表数値の概算でタスカジが約8割、CaSyが約5〜6割
  • 差の理由は仲介型か配分型か。手数料の低さは自己責任の重さとのトレードオフ
  • 月26時間(週2日×3時間)で、プランAなら31,980円、平均1,900円なら49,400円、上限プランなら78,000円
  • 稼働時間を増やすより、レビューを積んでプランを上げるほうが効く
  • タスカジのデビューは3ステップ。各段階に審査があり、現場トライアルの講評は1件目のレビューとして公開される
  • 損害賠償保険は対人1億円だが、時間帯のズレ・鍵の紛失・高所や屋外作業は対象外
  • 会社員の副業では家内労働者等の65万円特例は原則使えない。給与収入がない人には効く
  • 20万円以下でも、別の理由で確定申告をする年は一緒に申告する義務がある
  • 家事支援の国家資格化は首相が「来年秋(2027年秋)の試験実施」の検討加速を指示。税制措置も検討対象

最初の一歩は、登録より前にあります。自宅の郵便番号が対応エリアに入っているか、そして週2日×3時間の枠を実際に確保できるか。この2つを確認してから、オンライン面談を予約してください。

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