BOOTH販売手数料は5.6%+45円【2026年】手取りの計算
BOOTHで3Dモデルやアバター衣装を売ると、売上から何円引かれるのか。値段を決める前に、ここを数字で押さえておきたいところです。
BOOTHの販売手数料(サービス利用料)は「商品価格×5.6%+45円」です。2025年10月28日13時に、それまでの「5.6%+22円」から改定されました。
手取りを決めるのは、サービス利用料・振込手数料・発送方法ごとの追加費用の3つです。この記事では、BOOTH公式ヘルプとお知らせの原文から、その3つを計算式つきで整理します。
この記事でわかること
- BOOTHのサービス利用料は、5.6%+45円であること
- 「自宅から発送」だけは、商品価格に送料を足した額に5.6%がかかること
- 「倉庫から発送」は、別に商品価格×2.5%+個数×25円がかかること
- 銀行振込の振込手数料は、3万円未満なら200円、3万円以上なら300円であること
- 500円・1,000円・3,000円の商品で、手取りがいくらになるか
- 欲しい手取りから販売価格を逆算する式
pm-linkle編集部が作成しました。調査日は2026年11月1日です。BOOTHヘルプセンターの記事と、BOOTH公式のお知らせの原文を確認しています。税金の部分は国税庁のタックスアンサーを引用しました。税理士の監修は受けていません。
目次
- 結論:BOOTHの販売手数料は5.6%+45円です
- 発送方法で手数料のかかり方が変わります
- 価格別の手取り早見表と、安い商品ほど重い理由
- 振込手数料は200円か300円、PayPalなら0円です
- 手取りから販売価格を逆算する式
- BOOST・倉庫保管料・購入者側の手数料
- 手数料は経費になり、確定申告は所得20万円が目安です
- 今日やることは4つです
- よくある質問
BOOTHで3Dモデルを売り始める手順は、こちらでまとめています。3Dモデル販売の始め方
結論:BOOTHの販売手数料は5.6%+45円です

BOOTHで商品が売れると、「サービス利用料」が売上から引かれます。一般に「販売手数料」と呼ばれているのがこれです。
BOOTHヘルプ「売上にかかるサービス利用料が知りたい」は、支払方法に関わらず次の式だと説明しています。小数点以下は切り上げです。
| 商品の種類 | サービス利用料の式 | ほかにかかるもの |
|---|---|---|
| ダウンロード商品 | 商品価格 × 5.6% + 45円 | なし |
| 自宅から発送 | (商品価格 + 送料)× 5.6% + 45円 | なし |
| 倉庫から発送 | 商品価格 × 5.6% + 45円 | 倉庫発送手数料 |
| pixivFACTORYから発送 | マージン × 5.6% + 45円 | 製造費・配送費(ヘルプ) |
無料配布の商品には、サービス利用料がかかりません。初期費用と月額利用料もかからない、とBOOTHヘルプ「初期費用や月額利用料はかかりますか?」に書かれています。
2025年10月28日に22円から45円へ上がりました
固定部分の金額は、1年前に変わっています。古い解説記事を見るときは、この日付に気をつけてください。
BOOTH公式のお知らせ(2025年7月23日掲載)は、2025年10月28日13時から「5.6%+22円」を「5.6%+45円」に改定すると告知しています。率の5.6%は据え置きで、固定額が23円増えた形です。背景には、物価高騰によるシステム保守・運営コストの増大が挙げられていました。
解説記事の中には、改定前の「22円」のまま残っているものもあります。ネットで手数料を調べるときは、記事の更新日と改定日を見比べてください。
発送方法で手数料のかかり方が変わります

同じ価格の商品でも、発送方法によって引かれる額が変わります。3DCGやアバターのデータ販売なら、いちばん単純な「ダウンロード商品」です。
注意したいのは「自宅から発送」で、送料の部分にも5.6%がかかります。アクリルスタンドや同人誌などの物販を並べるときは、送料込みで計算してください。
ダウンロード商品:商品価格だけに5.6%
3Dモデル・テクスチャ・VRChat向け衣装など、データを売る場合はこの式です。3,000円のアバターなら、手数料と手取りは次のとおりです。
- サービス利用料:3,000円 × 5.6% + 45円 = 213円
- 手取り(受取金額):3,000円 − 213円 = 2,787円
自宅から発送:送料にも5.6%がかかる
物販を自分で発送する場合は、商品価格と送料の合計に5.6%がかかります。たとえば商品2,000円、送料を500円に設定した注文で計算してみます。
- サービス利用料:(2,000円 + 500円)× 5.6% + 45円 = 185円
匿名配送の「あんしんBOOTHパック」「ゆうゆうBOOTHパック」を使うと、購入者が払った送料はBOOTH事務局から配送業者へ支払われます。そのため受取金額には含まれない、とBOOTHヘルプは説明しています。売上管理では「匿名配送料」として差し引かれて見えるので、驚かないようにしてください。
倉庫から発送:倉庫発送手数料が上乗せ
BOOTH倉庫に在庫を預けて発送を任せる場合は、サービス利用料に加えて倉庫発送手数料がかかります。
BOOTHヘルプ「倉庫発送手数料が知りたい」によると、注文あたり「商品価格×2.5%+商品個数×25円(税込)」です。2,000円の商品を1個売ると、次の計算になります。
| 項目 | 計算 | 金額 |
|---|---|---|
| サービス利用料 | 2,000円 × 5.6% + 45円 | 157円 |
| 倉庫発送手数料 | 2,000円 × 2.5% + 1個 × 25円 | 75円 |
| 合計 | 232円 |
価格別の手取り早見表と、安い商品ほど重い理由
ダウンロード商品で、価格ごとの手取りを計算しました。固定の45円があるため、安い商品ほど手数料の割合が大きくなります。
| 販売価格 | サービス利用料 | 手取り | 価格に占める割合 |
|---|---|---|---|
| 100円 | 51円 | 49円 | 51.0% |
| 300円 | 62円 | 238円 | 20.7% |
| 500円 | 73円 | 427円 | 14.6% |
| 1,000円 | 101円 | 899円 | 10.1% |
| 3,000円 | 213円 | 2,787円 | 7.1% |
| 5,000円 | 325円 | 4,675円 | 6.5% |
小数点以下は切り上げで計算しています(100円なら5.6円→6円、300円なら16.8円→17円)。
100円の商品では、半分以上が手数料になります。テクスチャや小物を100円〜300円で単品販売するより、まとめてセット販売したほうが手取りは残ります。10点を100円ずつ別々に売ると手数料は計510円です。1,000円のセット1点なら101円で済みます。
編集部の所見として、改定前の22円なら100円の商品の手数料は28円でした。改定で、低価格帯ほど影響を大きく受けたことになります。
振込手数料は200円か300円、PayPalなら0円です

売上が口座に入るまでに、もう1つ手数料がかかります。それが振込手数料です。
BOOTHヘルプ「振込手数料はいくらですか?」によると、銀行振込の場合は金額によって2段階です。
| 振込方法 | 条件 | 振込手数料 |
|---|---|---|
| 銀行振込 | 受取金額−チャージ予定額が30,000円未満 | 200円(税込) |
| 銀行振込 | 受取金額−チャージ予定額が30,000円以上 | 300円(税込) |
| PayPal | 金額に関係なく | 0円 |
「チャージ予定額」は、受取金額の一部をpixivcobanにチャージする機能を使ったときの金額です。使っていなければ、受取金額そのもので判断します。
いつ振り込まれるか
売上は月ごとにまとめて扱われます。BOOTHヘルプ「振込金額はどのように決まりますか?」の流れを、順番に並べるとこうなります。
- 毎月1日〜月末に「発送完了」になった注文が、その月の売上対象になる
- 翌月1日に、サービス利用料を引いた「受取金額」が売上管理ページに出る
- 受取金額が5,000円以上なら、自動振込の対象になる
- 5,000円未満(201円以上)なら、毎月1日〜19日に振込申請が必要
- 翌月20日から5営業日以内(土日祝を除く)に振り込まれる
振込申請は毎月20日から末日までは受け付けていません。受取金額が少ない月は、19日までに申請を忘れないでください。条件はBOOTHヘルプ「振込申請について知りたい」に書かれています。
pixivcobanへのチャージを予約している場合は、条件が変わります。振込予定額が銀行振込で4,800円未満、PayPalで5,000円未満なら、受取金額が5,000円以上でも振込申請が必要です。
月の売上で計算してみる
3,000円のダウンロード商品が、1か月に10件売れた場合で計算します。
- 売上:3,000円 × 10件 = 30,000円
- サービス利用料:213円 × 10件 = 2,130円
- 受取金額:30,000円 − 2,130円 = 27,870円
- 振込手数料:受取金額が30,000円未満なので200円
- 実際の振込額:27,870円 − 200円 = 27,670円
売上が30,000円でも、判定に使うのは手数料を引いたあとの受取金額です。この例では30,000円を下回るため、振込手数料は200円になります。
VRoidでアバターを作って売る流れは、こちらで解説しています。VRoidでアバター制作は稼げる?
BOOTH販売手数料は5.6%+45で身につけたスキルをすぐ収益化するなら、ココナラのスキル販売が最速の入口です。
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手取りから販売価格を逆算する式

値付けで迷ったら、先に「1件あたりいくら残したいか」を決めてください。ダウンロード商品なら、次の式で販売価格が出ます。
販売価格 =(欲しい手取り + 45円)÷ 0.944
0.944は、100%から5.6%を引いた割合です。割り切れないときは、1円単位で切り上げてから検算します。
| 欲しい手取り | 計算 | 販売価格 | 検算(手数料) |
|---|---|---|---|
| 500円 | (500+45)÷0.944=577.3 | 578円 | 78円 → 手取り500円 |
| 1,000円 | (1,000+45)÷0.944=1,106.9 | 1,107円 | 107円 → 手取り1,000円 |
| 3,000円 | (3,000+45)÷0.944=3,225.6 | 3,226円 | 226円 → 手取り3,000円 |
実際の値札は、580円や1,110円のようにキリのよい数字に丸める人が多いはずです。その場合の手取りは、580円なら502円、1,110円なら1,002円です。
「自宅から発送」の場合は、送料にも5.6%がかかります。商品価格だけで逆算すると、送料分の5.6%だけ手取りが足りなくなります。
BOOST・倉庫保管料・購入者側の手数料
サービス利用料と振込手数料のほかにも、条件によってかかる費用があります。見落としやすいものを3つ挙げます。
BOOST↑(応援の上乗せ)にも5.6%
BOOST↑は、購入者が商品代金に好きな金額を上乗せできる機能です。BOOTHヘルプ「BOOST↑とは何ですか?」によると、上乗せ分はサービス利用料を除いてショップオーナーに支払われます。
BOOST↑金額にも5.6%のサービス利用料がかかります。500円のBOOST↑なら28円です。一方、倉庫発送手数料はBOOST↑金額にはかかりません。
倉庫の保管料は販売率20%が分かれ目
倉庫に在庫を預けている場合、売れ行きによって保管料が発生します。BOOTHヘルプ「保管料の発生条件が知りたい」によると、1か月の販売率が20%未満なら、その月の保管料1,000円(消費税別)がかかります。
販売率は「前月末時点で預けていた数+その月の入荷数」に対する「その月に発送完了になった数」の割合です。データ販売だけの人には関係ありません。
購入者側には130円の支払手数料がかかることも
銀行・コンビニ決済で決済金額が3,000円未満の場合は、支払手数料130円がかかります(BOOTHヘルプ)。BOOTH公式のお知らせによると、2026年6月1日の注文分から120円が130円に上がりました。3,000円以上なら無料です。
お知らせは、この決済を利用する人の負担として案内しています。ヘルプの受取金額の式(売上対象−サービス利用料)にも含まれていません。ただ、数百円の商品だと購入者の負担感が大きくなります。低価格帯の商品をセットにする理由の1つになるでしょう。
手数料は経費になり、確定申告は所得20万円が目安です
BOOTHのサービス利用料や振込手数料は、売上を得るためにかかった費用です。確定申告では経費として計上できます。経費の考え方は副業の経費の記事で整理しています。
会社員の場合、国税庁 No.1900「給与所得者で確定申告が必要な人」(令和8年4月1日現在法令等)が基準になります。給与を1か所から受け、その全部が源泉徴収の対象なら、給与以外の所得の合計が20万円を超えると申告が必要です。
20万円は売上ではなく所得、つまり売上から経費を引いた金額で判断します。医療費控除などで確定申告をする年は、20万円以下でも副業の所得を含めて申告します。住民税の申告の扱いは、住所地の市区町村に確認してください。
帳簿では、手数料を引く前の金額を売上にし、サービス利用料と振込手数料を経費にするのが分かりやすい方法です。手数料を引いた後の金額を売上にした場合は、手数料を経費に重ねて入れないよう注意してください。
インボイス発行事業者の事業者情報を設定したショップオーナーは、振込手続きが終わった売上月について、インボイスとして使える領収書を売上管理画面から発行できます。消費税の仕入税額控除を使う課税事業者向けの話で、免税事業者なら通常は気にしなくて構いません。手順はBOOTHヘルプ「サービス利用料等のインボイスを発行する方法が知りたい」にあります。
事業として続けるなら、開業届の出し方も副業の開業届の記事にまとめています。
今日やることは4つです
手数料の仕組みがわかったら、値付けと受け取りの準備に移ります。売り始める前に、次の4つを済ませておくと迷いません。
- 主力商品の「欲しい手取り」を決め、(手取り+45円)÷0.944で価格を出す
- 100円〜300円の小物は、単品ではなくセットにできないか考える
- 振込先を銀行にするかPayPalにするか決める(PayPalは振込手数料0円)
- 売上と手数料を月ごとに記録し、確定申告の経費に回せるようにする
Blenderで作ったモデルを売る準備なら、Blenderの稼ぎ方の記事も参考になります。
イラストの依頼で稼ぐ場合の手数料は、Skebの記事にまとめています。Skebの手数料と仕組み
よくある質問
BOOTHの手数料について、調べていて出てきやすい疑問をまとめました。
Q1. BOOTHの販売手数料はいくらですか。
A. 「5.6%+45円」のサービス利用料です。ダウンロード商品は商品価格に、自宅から発送の商品は商品価格と送料の合計に5.6%がかかります。小数点以下は切り上げです。
Q2. 22円と書いてある記事があるのはなぜですか。
A. 2025年10月28日13時に「5.6%+22円」から「5.6%+45円」に改定されたためです。それより前に書かれた記事は、旧料金のままの場合があります。
Q3. 初期費用や月額料金はかかりますか。
A. かかりません。かかるのは、売れたときのサービス利用料、振込手数料、倉庫やBOOTH Appsなど追加サービスを使ったときの料金などです。
Q4. 振込手数料はいくらですか。
A. 銀行振込なら、受取金額(チャージ予定額を除く)が30,000円未満で200円、30,000円以上で300円です。PayPalは0円です。
Q5. 売上はいつ振り込まれますか。
A. 月末までに発送完了になった注文が、翌月20日から5営業日以内に振り込まれます。受取金額が5,000円未満なら、毎月1日〜19日に振込申請が必要です。
Q6. 無料配布にも手数料はかかりますか。
A. 無料配布の場合、サービス利用料は発生しません。BOOST↑で上乗せされた分には5.6%がかかります。
この記事の調べ方と、埋まらなかった論点
- pm-linkle編集部が2026年11月1日に調査して作成しました。税理士の監修は受けていません。料金はBOOTHヘルプセンターの各記事(2026年11月1日時点の公開版)と、BOOTH公式のお知らせ(2025年7月23日・2026年5月14日掲載)の原文で確認しました。税金は国税庁のタックスアンサーNo.1900を引用しています。
- 編集部が資料を開いて確認した所見は2件です。1つは、BOOTHの振込手数料のヘルプが調査前日の2026年10月30日に更新されていたこと。もう1つは、改定前の「22円」のまま残っている解説記事が、ネット上にまだあったことです。
- 表の計算は、ヘルプの式に価格を当てはめて編集部が出したものです。実際の注文画面での表示は確認していません。
確認できなかった論点
- 匿名配送(あんしんBOOTHパック等)の送料が、サービス利用料の計算に使う「送料」に含まれるかどうか。ヘルプには明記がありませんでした。
- 1つの注文に複数の商品が入ったとき、固定の45円が注文に1回なのか商品ごとなのか。ヘルプの式には明記がありませんでした。
- 無料配布の商品にBOOST↑が付いたとき、固定の45円がかかるかどうか。
- キャンセル・返金時のサービス利用料の扱いと、受取金額が200円以下の月の扱い。
- pixivFACTORYの製造費・配送費の具体的な金額。アイテムごとに異なり、この記事では扱っていません。
- 海外の購入者向け代理購入サービス経由の注文で、手数料の扱いが変わるかどうか。
- BOOTHでの販売額や売上の公的な統計。売れる件数の目安は示していません。
BOOTH販売手数料は5.6%+45で身につけたスキルをすぐ収益化するなら、ココナラのスキル販売が最速の入口です。AI・デザイン・制作の出品が多く、まず「売れている出品」を見て相場と見せ方をつかむのが近道です。
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