「もしも経由でAmazonを紹介すれば、報酬が12%上乗せされる」。
そう書いてある解説を読んで、登録ページまで進んだ人は多いはずです。ただ、その理解のまま始めると設計が狂います。
もしもアフィリエイトの公式ページには、こう書かれています。「Amazon.co.jp、楽天グループプロモーションはW報酬対象外です」(出典: もしもアフィリエイト公式・W報酬制度)。よくある質問にも同じ注記があります。
つまり、もしもの看板機能である12%のボーナスは、多くの初心者がいちばん最初に貼るAmazon・楽天のリンクには一切効きません。
では、もしも経由でAmazonを使う意味はどこにあるのか。その答えと、公式が明記しているのに解説記事ではあまり触れられない仕様を、この記事で順番に整理します。
この記事の事実部分は、もしもアフィリエイト公式のよくある質問・W報酬制度・はじめての方へ・よくある不正/違反事例と、国税庁・消費者庁の資料に基づいています。逆算やシナリオは設計上の試算であり、その旨をそのつど明記しました。
この記事でわかること
- W報酬12%がAmazon・楽天に効かない事実と、それでももしも経由を選ぶ理由
- 「かんたんリンクは価格付き」という説明が、公式仕様と食い違っている点
- アフィリエイト報酬が源泉徴収の対象外である理由と、手取り計算への影響
- 1,000円の壁・翌々月末払い・住信SBIネット銀行なら1円から、という入金設計
- 登録から初入金までの現実的なタイムライン(およそ4〜5か月)
- 会員登録が否認される具体的な理由と、提携否認後は3日で再申請できる仕様
- 月3万円に必要な件数を、W報酬あり/なしの2パターンで逆算
- 公式が公開している「よくある不正/違反事例」10項目のうち、初心者が踏みやすい4つ
- 提携解除はメディア側からできない、という見落とされがちな仕様
- 成果が否認・キャンセルされる条件と、消費税・インボイスの扱い
- 月3万円に必要なセッション数の目安(CVR仮定つき)
- 会社員がつまずく確定申告・住民税・所得区分の整理
※本記事にはプロモーションが含まれます。
※本記事の数値は2026年8月時点で確認できた公表資料に基づきます。制度や条件は変更されることがあるため、実行前に各公式ページで最新の表示をご確認ください。
登録も年会費も無料です。まずは公式のW報酬制度ページで、対象外条件だけでも先に確認してください。
他のASPと比較して決めたい方はこちらもどうぞ。
- 結論:W報酬12%は、Amazonと楽天には効きません
- もしもアフィリエイトとは|ASP型なのに「Amazon・楽天が主役」になりやすい理由
- W報酬制度の正確な中身|12%・翌々末払い・2019年10月承認分から
- 【誤解注意】かんたんリンクに価格は表示されません
- 登録から提携申請までの5ステップ|審査は2段階あります
- 会員登録が否認される理由|1人1アカウントと「住所の番地」
- 提携審査に落ちたら3日後|提携解除はメディア側からできません
- 報酬はいつ、いくら入るのか|1,000円の壁と翌々月末
- 【重要】アフィリエイト報酬は源泉徴収の対象外です
- 成果は必ず承認されるわけではありません|否認とキャンセルの扱い
- 月3万円の逆算|W報酬ありとなしで必要額はこう変わる
- もしもキャッシュバックで最初の1,000円をつくる
- 公式が公開している「よくある不正/違反事例」10項目
- W報酬を当てにした人が踏む失敗5パターン
- 源泉徴収されないぶん、確定申告で効いてくる3点
- A8.net・Amazonアソシエイトとの使い分け
- よくある質問
- Q1. もしも経由でAmazonを紹介すると、報酬が12%上乗せされますか?
- Q2. かんたんリンクを使えば、価格が入った商品リンクが作れますか?
- Q3. もしもの報酬はいつ振り込まれますか?1,000円未満はどうなりますか?
- Q4. アフィリエイト報酬から源泉所得税は引かれますか?
- Q5. レポートの承認額と、実際の振込額が違います。故障でしょうか?
- Q6. 提携審査に落ちました。もう申請できませんか?
- Q7. ブログを持っていなくても、もしもアフィリエイトに登録できますか?
- Q8. もしもアフィリエイトで月3万円を作るには、何件の成果が必要ですか?
- Q9. 自分で申し込んだり、自分でクリックしたりしてもいいですか?
- Q10. 会員登録の審査に落ちました。どうすればいいですか?
- まとめ
結論:W報酬12%は、Amazonと楽天には効きません
先に結論を書きます。もしもアフィリエイトを「Amazon・楽天のリンクを楽に作れるツール」として使うのは正解です。ただしW報酬12%を当てにしてはいけません。
公式のW報酬制度ページは、対象外条件を2つ挙げています。ひとつは「Amazon.co.jp、楽天グループプロモーションはW報酬対象外です」。もうひとつは「PR枠・SNS投稿・記事作成キャンペーン等で発生する固定費は、原則、W報酬対象外です」。
よくある質問の「W報酬制度とは?」にも、同じ注記と計算例が載っています。
> W報酬対象「税込1000円」+「W報酬[12%] 税込120円」=「税込1120円」
> W報酬対象外「税込1000円」=「税込1000円」
> (出典: もしもアフィリエイト公式・よくある質問)
この1120円と1000円の差が、もしもを選ぶかどうかの分岐点になります。
では、もしも経由でAmazonを使う理由は何か。ふたつあります。提携のハードルと、リンク作成の手間です。
Amazonアソシエイトに直接申し込む場合、公式ヘルプは「サインアップから 180 日以内に 3 回以上の適格販売の発生が必要です」としています(出典: Amazonアソシエイト公式・申請の審査プロセスについて)。売れてから審査、という設計です。詳しくはAmazonアソシエイトの記事で扱いました。
もしも経由の場合は、この要件の代わりにもしも側のプロモーション提携審査を通ることになります。
ここは正確に書きます。もしもの公式ページに「Amazonの提携審査が甘い」という記載はありません。公式から言えるのは2点だけです。ひとつ、Amazonアソシエイトが明記している「180日以内に3件」という要件は、もしものヘルプに登場しません。ふたつ、もしもの提携審査で否認されても「3日経過すると再度提携申請が可能」です。
「審査が緩い」という評判は、申請した人の報告にもとづく二次情報です。この記事では公式に書かれている範囲だけを根拠として扱います。
整理すると、判断はこうなります。
| 使い方 | W報酬12% | 向いている人 |
|---|---|---|
| もしも経由でAmazon・楽天 | 対象外 | 提携のハードルを下げたい人 |
| もしもの一般プロモーション | 対象 | 単価の高い案件を扱いたい人 |
| Amazonアソシエイト直接 | 制度なし | 特別プログラム紹介料を狙う人 |
もしもの本当の使いどころは、Amazonでも楽天でもない一般プロモーションにあります。そこだけがW報酬の対象だからです。
公式資料を通しで読んで気づいたことが2つあります。
ひとつ。W報酬の対象外条項は、制度ページとよくある質問の両方に書かれています。見落としようがない位置にあるにもかかわらず、二次情報の側ではこの条項が落ちやすい。「12%上乗せ」という言葉だけが独り歩きしている状態です。
ふたつ。「住信SBIネット銀行なら1円から」という条件は、よくある質問の振込セクションにしか書かれていません。初心者が最初に読む「はじめての方へ」には「1ヶ月の成果が1,000円以上になると、報酬を受け取ることができます」としか書かれていない。いちばん恩恵の大きい条件が、いちばん読まれないページにあります。
もしもアフィリエイトとは|ASP型なのに「Amazon・楽天が主役」になりやすい理由
もしもアフィリエイトは、株式会社もしもが運営するASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)です。登場人物は3人います。
公式の説明は素朴です。「あなたがある企業に代わって商品やサービスを宣伝・紹介すると、その企業から”報酬”がもらえる」(出典: もしもアフィリエイト公式・はじめての方へ)。
3人の登場人物
あなた(メディアオーナー)、もしも(ASP)、マーチャント(広告主)。この3者です。
公式のよくある質問は、マーチャントを「アフィリエイト広告を出稿している企業です。メディアオーナー様への成果報酬はマーチャントにより支払われます」と定義しています。報酬を払うのはASPではなく広告主だ、という点がここに書かれています。
W報酬だけが例外です。公式の支払い方法欄には「受取日に月間報酬と合算して当社から振り込みが行われます」とあり、上乗せ分はもしもから支払われる形になっています。
登録は無料。ただし広告を貼るにはサイトが要る
「登録料や年会費は一切無料です」と公式は明記しています。金銭リスクはありません。
一方で、こういう注記もあります。「会員登録をしてプロモーションを見ることはできますが、広告を貼るには自分のホームページかブログをご用意いただく必要があります」。
つまりサイトなしでも登録して案件一覧は見られるという設計です。どんな案件があるか先に確認してから、ブログを作るかどうか決めても遅くありません。
なぜAmazon・楽天が主役になりやすいのか
初心者が最初に思いつく紹介対象が、日用品や本だからです。そしてAmazon・楽天は、その両方を扱っています。
ここに「もしも経由なら提携しやすい」という評判が重なります。結果として、W報酬の対象外である2社に人が集まる構図ができあがります。
制度を理解したうえで選ぶなら問題ありません。問題は、12%が付くと思い込んだまま逆算してしまうことです。
W報酬制度の正確な中身|12%・翌々末払い・2019年10月承認分から
W報酬制度は、公式が「業界最高水準の報酬額を実現します」と説明している看板機能です。中身を数字で押さえます。
公式ページの表を、そのまま項目ごとに読み解きます。
| 項目 | 公式の記載 | 実務上の意味 |
|---|---|---|
| 受取日 | 月末締め翌々末払い | 通常報酬と同じサイクル |
| ボーナス額 | 報酬の12%(2019年10月承認分より) | 公式表記は2019年10月承認分以降、12%として掲載されている |
| 対象者 | もしもアフィリエイト会員全員 | 申請や条件達成は不要 |
| 支払い方法 | 受取日に月間報酬と合算 | 別振込ではない |
出典はいずれももしもアフィリエイト公式・W報酬制度です。
特別な申請は要りません
対象者は「もしもアフィリエイト会員全員」と書かれています。ランク制度でも達成条件でもありません。登録した時点で全員に適用されます。
なお表記には揺れがあります。公式サイトの見出しは「最大12%のボーナス報酬が受け取れる!」、よくある質問は「もしもからも最大12%(*)のボーナス報酬をお支払いする制度です」。一方で制度ページの表には「報酬の12%(2019年10月承認分より)」とあります。「最大」が付く表記と、率を確定させた表記が併存している点は押さえておいてください。この記事では表の記載にしたがって12%で計算しています。
この点は、成果額に応じてランクが上がる仕組みを持つASPとは設計が違います。初月から対象になる、という理解で問題ありません。
12%は「報酬の12%」であって「売上の12%」ではありません
計算例が公式に載っています。税込1000円の報酬に対してW報酬は120円。合計1120円です。
母数は成果報酬額です。商品の販売価格ではありません。1万円の商品を売って報酬が500円なら、W報酬は60円です。
金融機関が休みの日は前倒しになります
細かい話ですが、公式には「※受取日が金融機関休業日である場合、前営業日に振り込みを行います」とあります。月末が土日祝と重なっても、翌月にずれ込むことはありません。
レポートにW報酬は表示されません
これは実務でつまずきやすい仕様です。公式のよくある質問「レポートに記載されている承認額と振り込まれた金額が違います」への回答に、こう書かれています。
> ただし、W報酬などはレポートには記載されません。
つまり管理画面の承認額より、実際の振込額のほうが多くなるのが正常な状態です。差額を見て不安になる必要はありません。
【誤解注意】かんたんリンクに価格は表示されません
もしもの人気機能に「かんたんリンク」があります。Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングのボタンをまとめた商品リンクを、HTMLを書かずに作れる機能です。
公式のよくある質問「Amazonや楽天の個別商品のリンクはできませんか?」への回答も、かんたんリンクを案内しています。
先にひとつ補足します。W報酬の対象外として公式が名指ししているのは「Amazon.co.jp、楽天グループプロモーション」の2つだけです。Yahoo!ショッピングは対象外リストに書かれていません。ただし提携するプロモーションによって条件は変わるため、実際の扱いは提携時の説明文で確認してください。
ここで注意点があります。かんたんリンクを「画像と価格が入ったきれいなリンク」と説明している解説を見かけますが、公式は価格を表示しない仕様だと明言しています。
> 価格は表示されないようになっています。価格は変動性が高いので仕様としては表示されません。もし表示をするとすれば、ご自身でお調べいただき表示する必要があります。
> (出典: もしもアフィリエイト公式・よくある質問)
価格が出ないことは、むしろ実務上は安全側です
価格を自分で書くと、更新の責任が発生します。値上がりした商品を旧価格のまま載せておくのは、読者にとっても広告主にとっても不都合です。
セール価格を書いて放置すれば、それは実態と異なる表示になります。景品表示法の観点でも、書かないほうが管理は楽です。
価格は書かずに「価格は変動します。最新はリンク先でご確認ください」と添える。この一文を入れておくだけで、更新作業がひとつ消えます。
バナーやHTMLの改変は禁止されています
もうひとつ、公式が明確に否定している行為があります。
広告のHTMLソースについては「申し訳ございませんが変更は許可されておりません」。バナーサイズについては「基本的には変更・加工はできないと考えてください」「画像には個別に著作権などの権利がございます」と記載されています。
デザインを整えたくなっても、発行されたコードはそのまま貼るのが原則です。
登録から提携申請までの5ステップ|審査は2段階あります
公式の「はじめての方へ」は、流れを4段階で説明しています。ここでは実務で必要になる工程を足して5ステップに分けます。
もしもには審査が2段階あります。会員登録の審査と、プロモーションごとの提携審査です。落ちたときの対処が両者で違うため、混同しないでください。
登録自体は10分ほどで終わります。時間がかかるのは、そのあとの提携と記事作成です。
ステップ1:会員登録(所要10分・審査あり)
公式の会員登録フォームから登録します。ここで審査が入ります。「登録情報が審査に通ると、あなた専用の管理画面の ID とパスワードが配布されます」という流れです。
否認理由は次のH2で詳しく扱います。氏名と住所を省略せずに書く、これだけ守れば通ります。
ステップ2:メディア登録
ブログやサイトのURLを登録します。「1つのアカウントで複数のホームページを登録することが可能です」とあり、公式は「現時点では、メディア登録の数の上限は設けておりません」としています。ただし同じ回答に「ただし、今後の状況によっては将来、上限を設ける可能性はございます」という留保も付いています。
注意点はサブドメインです。公式は次のように区別しています。
| URLの形 | 追加のメディア登録 |
|---|---|
| `https://example.com` | 登録済みなら不要 |
| `https://sample.example.com`(サブドメイン) | 必要 |
| `https://example.com/sample`(サブディレクトリ) | 不要 |
無料ブログサービスはサブドメイン方式が多いため、複数運営するならそれぞれ個別に登録してください。
もうひとつ、無料ブログには前提があります。公式は広告掲載でエラーが出る場合の回答に「※アフィリエイト不可のブログサービスもあるのでご注意ください」と添えています。サービス規約でアフィリエイトを禁止しているブログもあるため、開設前に規約を確認してください。
なお、登録したメディア以外への掲載も認められていません。「広告は登録したメディアのみ掲載可能です」と明記されています。
ステップ3:プロモーションに提携申請
管理画面から広告を探して提携申請します。公式は「あなたのメディアに広告を貼る前に、マーチャントと提携(許可)をもらう必要があります」と説明しています。
提携には2種類あります。「審査ありのプロモーションでは、マーチャントがあなたのメディアを審査してから提携がされます。審査なしの場合は提携申請後、すぐに提携がなされます」。
審査ありの承認期間は読めません。公式も「広告主様によっては数か月かかる場合もあります」としています。審査なしの案件から先に貼っておくのが現実的な進め方です。
ステップ4:広告を貼る
広告のタイプは3つあります。公式の説明では「バナー広告、テキスト広告、メール広告の3タイプから選べます」。
商品ページなど任意のURLに飛ばしたい場合は「どこでもリンク」を使います。「トップページだけではなく、商品ページや検索結果ページなど、どのページに対してもリンクを貼ることができます」と案内されています。
ステップ5:口座を登録する
最後に振込先を設定します。これを忘れると報酬が確定しても振り込まれません。
登録できない口座があります。「海外の銀行口座や、旧ゆうちょ銀行口座等、一部の口座のご利用はいただけません」。全銀対応後の新ゆうちょ口座なら使えます。
そして住信SBIネット銀行を登録すると、最低支払額が1,000円から1円に下がります。この差は後述します。
最後に注意点をひとつ。公式は退会について「退会処理をされますと、メディアオーナー様の情報はログインID以外すべて削除され、成果報酬も放棄することになります」としています。未払いの報酬が残っている状態で退会しないでください。
登録・メディア登録・口座設定まで、初日にまとめて終わらせておくと後が軽くなります。
会員登録が否認される理由|1人1アカウントと「住所の番地」
登録でつまずく人がいます。公式は否認理由を具体的に挙げているので、そのまま引用します。
> ・過去にすでに登録があり重複登録となった場合
> ※もしもは、お一人様1アカウントのみご登録可能です。
> ・登録情報に欠けている部分があると判断された場合
> ※住所の番地未入力、名字のみ、名前のみ、ニックネームでのご登録など
> (出典: もしもアフィリエイト公式・よくある質問)
引っかかりやすいのは後者です。ブログのペンネームを本名欄に入れる、この操作で否認されます。
否認されるとログインできなくなります
公式は結果まで書いています。「アカウントが否認になると、管理画面にログインできなくなり、報酬なども受け取れなくなります」。
重複登録に該当した場合は、新しく作り直すのではなく、過去のアカウントを使ってくださいと案内されています。
情報の欠けが理由の場合は対応が違います。「別のメールアドレスで欠けがないようあらためてご登録ください」とあります。理由によって取るべき行動が変わる点に注意してください。
法人でも海外在住でも登録できます
意外に思われる条件が2つあります。
法人登録は可能です。「特にアカウントに個人・法人の区別はありません」とされ、名前欄に代表者名、会社名欄に法人名を入れる運用になります。
海外在住も可能です。ただし「報酬のお支払いは日本国内の金融機関のみとなります」。海外赴任中でも、日本の口座を維持していれば続けられます。
アダルト系は登録できません
「公序良俗に反しているメディアは登録できません」と明記されています。ジャンル選定の段階で外してください。
提携審査に落ちたら3日後|提携解除はメディア側からできません
提携まわりには、数字で書かれた仕様と、意外な制約があります。両方まとめます。
否認から3日で再申請できます
公式は明確に日数を出しています。
> 否認後、3日経過すると再度提携申請が可能です。該当プロモーション説明文をしっかり読んで審査通過しやすい状態にしてから提携申請をしてください。
Amazonアソシエイトの公式ヘルプは「一度却下された申請を再度審査することはできません」としています。ただし同じページには「前回の申請が却下されてから再申請をする場合は、新しい申請用の特別な『タグ付き』リンクが含まれるように、サイトのAmazon商品リンクを更新してください」ともあり、却下された申請そのものの再審査はないが、新規申請は可能という設計です(出典: Amazonアソシエイト公式・申請の審査プロセスについて)。もしもは再申請できるまでの日数(3日)が明示されている点が違います。
ただし何度も出せばいいわけではありません。落ちた理由はプロモーション説明文に書かれた条件との不一致であることが多いため、記事を追加してから3日後に出し直すほうが通ります。
提携解除はメディア側からできません
これは知らないと戸惑う仕様です。
> 現状、メディアオーナー様側から提携解除する機能がありません。該当のプロモーションを利用しない場合には、ご自身のメディアから該当するバナー等を外して頂ければ、提携による影響はございません。
提携先が増えすぎても、リストを整理する手段がないということです。貼るのをやめる=バナーを外す、それだけで実害はありません。
再訪問期間という考え方
クリックからどれだけの期間、成果が自分のものになるか。これを再訪問期間と呼びます。
公式の説明はこうです。「例えば再訪問期間が30日であれば、広告をクリックした人が30日以内に申し込みをすれば、あなたの成果として数えられます」。
Amazonアソシエイトのクッキーが24時間であることを考えると、案件によっては検討期間の長い商材でも狙えるという差になります。案件ごとに条件が違うため、提携前に確認してください。
成果承認期限は「最大日数の目安」です
成果が発生してから承認されるまでの期間も定義されています。「例えば、『成果承認期限30日』という条件の場合、成果発生から承認まで最大で30日かかる可能性があります」。
そして「成果承認期限は目安なので広告主の都合で承認がずれることがあります」とも書かれています。入金計画を立てるときは、期限どおりに承認される前提で組まないほうが安全です。
報酬はいつ、いくら入るのか|1,000円の壁と翌々月末
もしもの入金設計は、他のASPと比べても読みやすい部類です。ただし壁がひとつあります。
公式の記載を先に置きます。
> 当月に承認された成果金額が1,000円以上(住信SBIネット銀行は1円以上)になった月の翌々月末にボーナス報酬とともに口座情報へ振り込まれます。
そして「※1,000円未満の報酬は翌月に繰り越されます」(出典: もしもアフィリエイト公式・はじめての方へ)。この一文はよくある質問ではなく「はじめての方へ」側に書かれています。
振込手数料はもしもが負担します
金額の話で見落とされがちな条件です。「口座へのお振り込み手数料はもしもが負担いたします」と明記されています。
登録する銀行によって手取りが変わることはありません。振込手数料で目減りしないという点は、副業初期の少額報酬では効いてきます。
登録から初入金までのタイムライン
具体的な日付で追ってみます。2026年8月に登録した場合の設計例です。
| 時期 | 起こること |
|---|---|
| 2026年8月 | 登録・メディア登録・記事公開 |
| 2026年9月 | 成果が発生 |
| 2026年10月 | 広告主が承認(承認額が1,000円以上と仮定) |
| 2026年12月末 | 銀行口座へ振込 |
登録から初入金まで、およそ4〜5か月です。9月に成果が出た前提でこの長さになります。月をまたぐ数え方では4か月ですが、8月上旬に登録した場合の体感は5か月近くになります。
承認額が1,000円に届かなければ、その分は翌月へ繰り越されます。月500円のペースなら、1,000円到達は11月。振込は2027年1月末です。
住信SBIネット銀行だと壁が消えます
最低支払額が1円になるため、繰り越しが発生しません。上の例なら、10月承認分がいくらであっても12月末に振り込まれます。
副業を始めたばかりの時期は、月数百円という月が続きます。最初の1年は住信SBIネット銀行で受け取るほうが、繰り越しで足踏みしません。
締めと支払いのサイクルを図にすると
言葉だと追いにくいので、順序だけ書き出します。
成果発生 → 広告主が承認 → 承認された月が締め月 → その翌々月末に振込。
基準になるのは成果発生日ではなく承認日です。レポートで金額を確認するときも、検索基準日を「成果承認日」に切り替えてください。公式も、承認額と振込額が違うと感じたときの確認手順としてこれを案内しています。
【重要】アフィリエイト報酬は源泉徴収の対象外です
税金まわりで、もしもの公式が明確に答えている論点があります。手取りの計算に直結します。
> アフィリエイト報酬は源泉徴収の対象外となるため、振込レポートに記載の「振込金額」がそのまま振込まれます。
> (出典: もしもアフィリエイト公式・よくある質問)
他の副業と比べると差がはっきりします
クリエイター系の副業では、源泉所得税が引かれてから振り込まれる形が一般的です。たとえばLINEスタンプの分配額は、支払時に源泉所得税が控除されます(LINEスタンプ副業の記事で扱いました)。
もしもの場合、そこが引かれません。表示された金額がそのまま入金されるという理解で計算できます。
| 項目 | もしもアフィリエイト | 源泉徴収される副業の例 |
|---|---|---|
| 源泉所得税 | 対象外 | 支払時に控除 |
| 振込手数料 | もしもが負担 | 差し引かれる場合あり |
| 手取りの読みやすさ | 表示額=入金額 | 逆算が必要 |
源泉徴収されない=納税しなくていい、ではありません
ここを取り違えないでください。源泉徴収は「先に少し払っておく」仕組みです。対象外ということは、先払いがないぶん、確定申告のときにまとめて精算するという意味になります。
1か所から給与を受けていて、その給与の全部が源泉徴収の対象となる人の場合、給与所得・退職所得以外の所得金額の合計が20万円を超えると確定申告が必要です(出典: 国税庁 No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人)。詳しい手順は副業の確定申告の記事にまとめています。
先に引かれていないぶん、納税時の負担感は大きくなります。報酬の2割程度は使わずに置いておくのが無難な運用です。
成果は必ず承認されるわけではありません|否認とキャンセルの扱い
逆算の前に、前提をひとつ置いておきます。発生した成果がすべて報酬になるわけではありません。
承認するのは広告主です
もしもは承認に関与しません。公式の回答は明確です。
> もしもは原則、成果承認については関与できません。成果を確認・承認するのは各広告主となっておりますので、承認されない理由についても開示することができません。
否認理由も開示されないと書かれています。「成果が否認となるのは、成果承認条件を満たしていないケースがほとんどですので、各プロモーション詳細ページをご確認ください」とあるとおり、提携前に成果承認条件を読むしかありません。
キャンセルされる典型的なケース
公式が挙げているのは3つです。「二重注文や購入キャンセル、代金の未払い等によって成果承認条件を満たさなかった場合、その成果はキャンセルとなります」。
物販なら返品、サービスなら申込後の解約。いずれもこちらでは制御できません。
逆算するときは承認率を掛けてください
この記事の逆算表は、いずれも承認率100%を前提にした設計値です。実際には目減りします。
必要件数は1.2〜1.5倍で見ておく。この余裕を最初から織り込んでおくと、月末の落胆が減ります。
月3万円の逆算|W報酬ありとなしで必要額はこう変わる
月3万円を目標に置いたとき、必要な成果額はW報酬の有無で変わります。数字で出します。
必要な成果報酬額
W報酬が付く案件で手取り30,000円を目指す場合、必要な成果報酬額をxとすると、x + 0.12x = 30,000 です。
x ≒ 26,786円。W報酬は3,214円になります。
一方、Amazon・楽天は対象外なので、30,000円を作るには成果報酬そのものが30,000円必要です。同じ3万円でも、必要な成果額に約3,200円の差が出ます。
単価別の必要件数
案件単価ごとに、必要件数を並べます。いずれも承認された前提の設計値です。
| 1件あたりの報酬 | W報酬込み | 月3万円に必要な件数 | W報酬なしの場合 |
|---|---|---|---|
| 3,000円 | 3,360円 | 9件 | 10件 |
| 1,000円 | 1,120円 | 27件 | 30件 |
| 500円 | 560円 | 54件 | 60件 |
| 100円 | 112円 | 268件 | 300件 |
※件数は小数点以下を切り上げ。承認率100%を前提にした設計値です。
見てのとおり、W報酬は必要件数を1割ほど減らす効果として現れます。しかも単価が低いほど、件数の差は大きくなります。3,000円の案件では1件差ですが、100円の案件では32件差です。
物販だけで組むと桁が足りません
Amazon物販の1件あたり報酬は、当サイトの検証では本の紹介(紹介料率3%・表示1,500円)でおよそ40円でした。表示価格に単純に3%を掛けると45円ですが、紹介料の母数は表示価格ではありません。税・送料等を除いた対象商品売上(適格商品売上)が母数になるため、表示価格の9掛けで置いた設計値が40円です。月3万円なら750件。しかもW報酬の対象外です。
これは現実的ではありません。物販は件数を稼ぐ土台に置き、単価の高い一般プロモーションを上に載せる構成にしてください。
現実的な混合モデル
3万円をひとつの案件で作ろうとせず、分けて考えます。
| 構成要素 | 単価 | 月の件数 | 小計(W報酬込み) |
|---|---|---|---|
| 一般プロモーション(W報酬対象) | 3,000円 | 5件 | 16,800円 |
| 一般プロモーション(W報酬対象) | 1,000円 | 8件 | 8,960円 |
| Amazon・楽天物販(対象外) | 60円 | 70件 | 4,200円 |
| 合計 | – | – | 29,960円 |
※本文で挙げた40円は書籍(紹介料率3%)の例です。この混合モデルでは書籍以外の商品も混ざる前提で、物販の平均単価を60円として置いています。いずれも設計上の想定値です。
※各単価は設計上の想定値です。実際の報酬額はプロモーションごとに異なります。
高単価案件5件と、物販の成果70件。ここでいう70はクリック数ではなく成果件数です。合計は29,960円。3万円ちょうどではなく、ほぼ3万円という水準になります。
では、そのために何人に読まれる必要があるのか
件数だけ示して終わる逆算には意味がありません。必要なアクセス数まで置いてみます。
ここからは仮定を含みます。成約率(CVR)はジャンルと記事の質で大きく変わるため、下の数字は幅を持って読んでください。
| 収入源 | 月の成果件数 | 仮定CVR | 必要セッション数 |
|---|---|---|---|
| 一般プロモーション(3,000円) | 5件 | 1.0% | 約500 |
| 一般プロモーション(1,000円) | 8件 | 1.0% | 約800 |
| Amazon・楽天物販 | 70件 | 3.0% | 約2,330 |
| 合計 | – | – | **約3,600** |
※CVRは設計上の仮定値です。案件・記事・流入クエリによって数倍の差が出ます。
月3,600セッション。これが「月3万円」の裏側にある数字です。CVRを0.5%と厳しめに置けば、必要セッションは倍になります。
先に必要なのは記事数ではなく、成約に近いクエリで読まれること。この視点を持つかどうかで、書くテーマの選び方が変わります。
もしもキャッシュバックで最初の1,000円をつくる
成果がゼロの期間は、続けるモチベーションが削られます。もしもには、その立ち上がりを助ける仕組みがあります。
「もしもキャッシュバック」です。公式の説明はこうです。
> 「もしもアフィリエイト」の本人申込を利用して、もしも会員に直接報酬還元(キャッシュバック)できるプロモーションを集めたサービス
> (出典: もしもアフィリエイト公式・よくある質問。サービス概要はもしもキャッシュバック公式ページ)
自分で申し込んで報酬を得る仕組みです
通常のアフィリエイトは他人に紹介して成立します。キャッシュバックは、自分自身の申込が成果になります。
支払いのタイミングは通常報酬と同じです。「お支払いはもしもアフィリエイト同様、成果承認月の翌々月末に、ご登録頂いた銀行口座にお支払いを致します」。
使うときの注意点は2つ
ひとつめ。本人申込NGのプロモーションで自分から申し込まないでください。公式の不正事例に「本人申込NGのプロモーションに本人申込をしている」が明記されています。
ふたつめ。クリック報酬型の広告は自分でクリックしないでください。公式は「クリック報酬のプロモーションはご自身で絶対にクリックをしないようにしてください。不正行為として、提携解除やアカウント凍結となる可能性がございます」と警告しています。
成果報酬型なら自分でクリックしても問題ないとされています。ここは報酬形態によって扱いが変わる点です。
キャッシュバックは「試してから書く」ための手段でもあります
自分が使っていないサービスの紹介記事は、内容が薄くなります。実際に申し込んで使ってから書けば、書ける中身が増えます。
キャッシュバックで得た体験を記事にして、その記事から通常の成果を狙う。この順番で使うと、単なる小遣い稼ぎで終わりません。
公式が公開している「よくある不正/違反事例」10項目
もしもは違反事例を公開しています。10項目のうち、初心者が知らずに踏みやすいものを4つ取り上げます。番号は本記事で並べ替えたもので、公式の項目番号とは対応していません。
出典はすべてもしもアフィリエイト公式・よくある不正/違反事例です。
1. プロフィールの性別や年齢に嘘がある
公式は具体例まで書いています。「本当は40代男性であるにも関わらず、『20代女性です』と年齢や性別を偽って書くことは不正行為です」。
読者層に合わせてキャラクターを作りたくなる場面はあります。プロフィールは事実で書く、これが原則です。
2. 引用可能要件を満たしていない
公式は要件を3つ挙げています。「自身が書いた部分が『主』で、引用部分が『従』であること」「引用箇所が明確であること」「引用の必然性があること」。
NG例には「引用部分に修正を加えて掲載する」も含まれます。読みやすくするための改変も、引用としては認められません。
OK例として挙がっているのは4点です。blockquoteなどで自分の記述と明確に区分する、引用に必然性がある、引用部分を改変していない、出典を明記する。
3. 虚偽のランキング、誤認を与えるランキング
これはアフィリエイト記事でいちばん起きやすい違反です。公式の例示はこうなっています。
> 「人気ランキング」という名前で順位付けしているにも関わらず、ランキングの実態は恣意的で、サイト運営者にとって報酬額が大きいアフィリエイト広告を1位に表示している
続けて「『人気ランキング』なのであれば、ちゃんと人気ランキングであるべきです」とあります。報酬額で並べたなら、そう書く。それだけで回避できます。
4. リスティング広告違反
公式は「広告主が最も嫌がる不正行為の1つ」と表現しています。「知らず知らずのうちの違反だとしても厳しく対処されます」とも。
全プロモーション共通のルールは2つです。「リスティング広告では、直アフィリエイトリンクNG」「ディスプレイ広告では、公式と誤認されるようなクリエイティブ禁止(広告主から個別に許可をもらった場合は除く)」。
条件はプロモーションごとに違います。出稿するなら公式の出稿ガイドラインを読んでからにしてください。副業の立ち上げ期に広告費を投じる必要はありません。
そのほかの項目
残りの6項目は、著作権侵害、リーチサイト、翻案権侵害(ドラマやアニメの書き起こし)、肖像権・パブリシティ権、本人申込NG案件への本人申込、非公開情報の公開です。
多くは自分が書いた文章と自分が撮った写真だけを使うという運用で回避できます。ただし写真には例外があります。公式は「自分で撮った写真であれば、どんなものでもサイトで公開して良いものではありません」とし、写り込んだ人の肖像権に触れています。人物が写るなら本人の許可を取るか、顔にぼかしを入れてください。有名人の写真にはパブリシティ権もあります。
W報酬を当てにした人が踏む失敗5パターン
ここまでの仕様を踏まえて、実際に起きやすい失敗を並べます。すべて公式の記載から導ける内容です。
失敗1:W報酬12%込みで収益を逆算してしまう
最も多いパターンです。Amazon・楽天が対象外である以上、物販中心の設計にW報酬は乗りません。
対処法は単純です。逆算表を2列作る。W報酬あり列と、なし列。案件ごとにどちらの列で読むか決めておけば、期待値がずれません。
失敗2:口座を登録しないまま記事を書き続ける
成果が出てから設定すればいい、と考えて後回しにしがちです。ところが承認から振込までは翌々月末。締めのタイミングで口座が未設定だと、そこで止まります。
登録初日に終わらせてください。旧ゆうちょ口座は使えないため、該当する人は新口座への切り替えも必要になります。
失敗3:審査ありの案件ばかり申請して待ち続ける
承認まで数か月かかる場合があると公式が明記しています。その間、記事に貼る広告がない状態が続きます。
先に審査なしの案件で記事を公開し、審査ありの案件は並行して申請しておく。待ち時間を執筆に充てる構成にしてください。
失敗4:かんたんリンクに価格を書き込んで放置する
価格が表示されない仕様を知り、親切心で自分で書き足す。ここまでは問題ありません。問題は更新されないことです。
書くなら確認日を併記する。「2026年8月時点」と入れておけば、読者も情報の鮮度を判断できます。
もうひとつ。もしも経由であっても、Amazon・楽天それぞれの規約は適用されます。価格や在庫を自分で書くなら、時点を明記したうえで定期的に見直してください。手を入れ続けられないなら、最初から書かないほうが安全です。
失敗5:PR表記を入れずに記事を公開する
2023年10月から、いわゆるステマ規制が施行されています。広告であることを隠して広告でないように見せる表示は、景品表示法上の不当表示にあたります(出典: 消費者庁・ステルスマーケティングに関する景品表示法の指定について)。
規制の対象は広告主です。ただし表記がない記事は、広告主側から掲載を止められることがあります。記事の冒頭に「本記事にはプロモーションが含まれます」と入れる、それだけで足ります。
源泉徴収されないぶん、確定申告で効いてくる3点
副業として始める以上、税務の整理は避けて通れません。3点にしぼります。
所得区分は基本的に雑所得です
会社員が副業として行うアフィリエイトは、原則として雑所得に区分されます。国税庁は雑所得の例として「副業に係る所得(原稿料やシェアリングエコノミーに係る所得など)」を挙げています(出典: 国税庁 No.1500 雑所得)。所得区分の全体像は国税庁 No.1300 所得の区分のあらましにまとまっています。
雑所得でも経費は引けます。サーバー代、ドメイン代、記事執筆に使ったツールの利用料。領収書とクレジットカードの明細は月ごとにまとめておいてください。
20万円を超えたら確定申告が必要です
給与を1か所から受けていて、給与所得と退職所得以外の所得金額の合計が20万円を超える場合、確定申告が必要になります(出典: 国税庁 No.1900)。
ここでいう20万円は、売上ではなく所得です。報酬から経費を引いた後の金額で判定します。月3万円ペースなら年36万円。経費を引いても20万円は超える可能性が高いラインです。
手順の詳細は副業の確定申告の記事にまとめました。
消費税とインボイス|報酬が「税込」表示である意味
公式のW報酬の計算例は「税込1000円」と書かれています。アフィリエイト報酬には消費税が含まれる、という前提です。
基準期間(個人事業者は前々年)の課税売上高が1,000万円以下で、かつ特定期間(前年1月1日〜6月30日)の課税売上高等も1,000万円以下であれば、消費税の納税義務は免除されます。副業として月3万円の規模なら、当面は免税事業者のままで問題ありません。
適格請求書発行事業者(インボイス)の登録は義務ではありません。免税事業者でも登録は可能で、登録日が令和5年10月1日から令和11年9月30日までの日の属する課税期間中であれば、経過措置により「消費税課税事業者選択届出書」を提出せず、登録申請書だけで登録できます(出典: 国税庁・インボイス制度について)。ただし登録した場合は登録開始日から課税事業者となり、消費税の納税義務が発生する点は変わりません。
登録すれば消費税の納税義務が発生します。月3万円の段階で登録する実益はほぼありません。取引先から求められた段階で検討してください。
住民税から会社に伝わる経路
副業が勤務先に知られる典型的な経路は、住民税の額です。この仕組みと対処については副業が会社にバレない方法の記事で扱っています。
もしもの報酬は源泉徴収されないため、確定申告の段階まで税の処理が一切発生しません。逆に言えば、申告を忘れると何のブレーキもかからないということです。カレンダーに申告期限を入れておいてください。
A8.net・Amazonアソシエイトとの使い分け
3つを比べて、どれから始めるかを決めます。当サイトではそれぞれ個別に検証記事を出しています。
| 項目 | もしもアフィリエイト | A8.net | Amazonアソシエイト |
|---|---|---|---|
| 形態 | ASP型 | ASP型 | 直販型 |
| ボーナス制度 | W報酬12%(Amazon・楽天は対象外) | なし | なし |
| 最低支払額 | 1,000円(住信SBIは1円) | 支払方式により選択 | ギフト券500円/振込5,000円 |
| 振込手数料 | もしもが負担 | メディア側の負担 | – |
| 支払サイクル | 翌々月末 | 翌々月15日 | 月末から約60日後 |
| 源泉徴収 | 対象外 | – | – |
※もしも欄は公式のよくある質問・W報酬制度ページ、Amazon欄は公式ヘルプによる。A8.net欄は当サイトの検証記事(2026年8月時点)による。
表に入らない差もあります。A8.netは掲載プログラム数の多さとセルフバックの規模で先行しており、扱えるジャンルの幅ではもしもを上回ります。もしもの強みは、W報酬とかんたんリンクという2つの機能面に寄っています。案件数で選ぶならA8.net、機能で選ぶならもしも、という整理が実態に近いと考えています。
最初の1つを選ぶなら
紹介したい商品がAmazon・楽天にある物販中心なら、もしもから始めてください。提携のハードルが低く、かんたんリンクで作業が減ります。
サービス系の高単価案件を扱いたいなら、A8.netともしもの併用が現実的です。同じ案件でも、扱っているASPによって条件が違うことがあります。
Amazonアソシエイトを直接使う価値は、特別プログラム紹介料にあります。Audibleのような定額単価のプログラムを狙う場合です。詳細はAmazonアソシエイトの記事にまとめました。
併用は問題ありません
ASPの掛け持ちを禁止する規定はありません。案件ごとに条件を比べて、有利なほうを選べば十分です。
ただし管理は増えます。最初の3か月は1社に絞り、記事を書くことに時間を使うほうが結果は出やすくなります。
記事を書く手が止まる人へ
アフィリエイトで最も時間がかかるのは、リンクを貼る作業ではありません。記事を書く作業です。
執筆の速度を上げる方法はAIライティング副業の記事でも扱いました。書く工程そのものを軽くすると、続けやすくなります。
よくある質問
Q1. もしも経由でAmazonを紹介すると、報酬が12%上乗せされますか?
A. されません。公式のW報酬制度ページに「Amazon.co.jp、楽天グループプロモーションはW報酬対象外です」と明記されています。よくある質問の「W報酬制度とは?」にも同じ注記があります。W報酬が付くのは、Amazon・楽天以外の一般プロモーションです。加えて「PR枠・SNS投稿・記事作成キャンペーン等で発生する固定費」も原則として対象外とされています。それでももしも経由でAmazonを使う価値はあり、理由は提携のハードルとかんたんリンクによる作業削減にあります。W報酬とは切り離して評価してください。
Q2. かんたんリンクを使えば、価格が入った商品リンクが作れますか?
A. 作れません。公式のよくある質問は「価格は表示されないようになっています。価格は変動性が高いので仕様としては表示されません」と回答しています。表示したい場合は「ご自身でお調べいただき表示する必要があります」とも書かれています。ただし自分で価格を書くと、更新の責任が生じます。値下げや値上げのたびに直す必要があるため、価格は書かずに「最新価格はリンク先でご確認ください」と添える運用のほうが管理は楽です。
Q3. もしもの報酬はいつ振り込まれますか?1,000円未満はどうなりますか?
A. 当月に承認された成果金額が1,000円以上になった月の、翌々月末です。1,000円未満は翌月に繰り越されます。住信SBIネット銀行を登録している場合は1円以上で振込対象になります。振込手数料はもしもが負担するため、金額が目減りすることはありません。受取日が金融機関の休業日と重なる場合は、前営業日に前倒しされます。基準になるのは成果発生日ではなく承認日である点に注意してください。
Q4. アフィリエイト報酬から源泉所得税は引かれますか?
A. 引かれません。公式のよくある質問は「アフィリエイト報酬は源泉徴収の対象外となるため、振込レポートに記載の『振込金額』がそのまま振込まれます」と回答しています。表示額と入金額が一致するため、手取りの計算は単純です。ただし源泉徴収されないということは、先に納めている税金がないということでもあります。給与以外の所得が年間20万円を超える場合は確定申告が必要になるため、報酬の一部は納税用に取り分けておいてください。
Q5. レポートの承認額と、実際の振込額が違います。故障でしょうか?
A. 仕様です。公式のよくある質問には「ただし、W報酬などはレポートには記載されません」と書かれています。つまりW報酬の分だけ、振込額のほうが承認額より多くなります。加えて、レポートの検索基準日が「成果発生日」になっていると金額がずれて見えます。確認するときは検索基準日を「成果承認日」に切り替えてください。この2点で説明がつかない差額がある場合のみ、問い合わせを検討してください。
Q6. 提携審査に落ちました。もう申請できませんか?
A. 3日経過すれば再申請できます。公式は「否認後、3日経過すると再度提携申請が可能です」と明記しています。ただし同じ状態で出し直しても結果は変わりません。プロモーション説明文に書かれた提携条件を読み直し、該当するテーマの記事を追加してから申請してください。なお審査ありの案件は承認まで数か月かかる場合があると公式も認めています。待っている間は審査なしの案件で記事を公開しておくのが現実的です。
Q7. ブログを持っていなくても、もしもアフィリエイトに登録できますか?
A. 登録はできます。公式は「会員登録をしてプロモーションを見ることはできますが、広告を貼るには自分のホームページかブログをご用意いただく必要があります」と説明しています。どんな案件があるかを先に確認してから、ブログを作るかどうか判断する進め方も可能です。なおメディア登録の数は、公式が「現時点では上限を設けておりません」としており(将来設ける可能性がある旨の留保付き)、1つのアカウントで複数のサイトを登録できます。サブドメインは別サイト扱いとなり個別の登録が必要ですが、サブディレクトリは不要です。
Q8. もしもアフィリエイトで月3万円を作るには、何件の成果が必要ですか?
A. 単価によって変わります。W報酬が付く案件で1件3,000円なら、W報酬込みで1件3,360円となり月9件です。1件1,000円なら月27件、1件500円なら月54件になります。一方Amazon・楽天はW報酬の対象外のため、同じ単価でもそれぞれ10件・30件・60件が必要です。物販だけで組むと桁が足りません。本の紹介は1件およそ40円で、月3万円には750件かかります。高単価の一般プロモーションを主軸に置き、物販は件数を支える補助として使ってください。なお、これらは承認率100%を前提にした設計値です。購入キャンセルなどで否認される分を見込み、必要件数は1.2〜1.5倍で考えてください。
Q9. 自分で申し込んだり、自分でクリックしたりしてもいいですか?
A. 報酬形態によって扱いが分かれます。成果報酬型のプロモーションについて、公式は「ご自身でクリックしていただいても問題ありません」としています。一方クリック報酬型は「ご自身で絶対にクリックをしないようにしてください。不正行為として、提携解除やアカウント凍結となる可能性がございます」と警告されています。申込については「本人申込OKのプロモーションであれば自分で申し込んでも成果になります」。逆に本人申込NGの案件へ自分で申し込むことは、公式の不正事例に挙げられています。なお、これらはもしも全体の共通ルールです。プロモーション個別の規約が優先されるため、提携前に成果承認条件と本人申込の可否を必ず確認してください。
Q10. 会員登録の審査に落ちました。どうすればいいですか?
A. 理由によって対応が変わります。公式が挙げる否認理由は2つで、重複登録と登録情報の欠けです。重複の場合、もしもは1人1アカウントのため、過去に作ったアカウントを使ってくださいと案内されています。情報の欠けが理由の場合は「別のメールアドレスで欠けがないようあらためてご登録ください」とされています。欠けの具体例として挙がっているのは、住所の番地未入力、名字のみ、名前のみ、ニックネームでの登録です。本名と住所を省略せずに入力してください。
まとめ
もしもアフィリエイトは、入口が軽く、手取りが読みやすく、入金が遅いサービスです。この3つを最初に飲み込んでおいてください。
W報酬12%は全会員に自動適用されます。ただしAmazon.co.jpと楽天グループのプロモーションは対象外。ここを外して逆算すると、期待値が1割ずれます。
かんたんリンクに価格は出ません。公式が「価格は変動性が高いので仕様としては表示されません」と明言しています。価格を自分で書くなら、確認日を添えてください。
報酬から源泉所得税は引かれません。振込レポートの金額がそのまま入ります。手取りは読みやすい一方、納税は確定申告まで一切発生しません。取り分けておく習慣が要ります。
入金は翌々月末。1,000円未満は繰り越し。住信SBIネット銀行なら1円から。登録から初入金までは、順調に進んでもおよそ4〜5か月と見ておいてください。
月3万円の現実解は混合です。W報酬が付く一般プロモーションを主軸に置き、Amazon・楽天の物販で件数を支える。単価3,000円の案件が月5件と、1,000円の案件が月8件。ここに物販の成果を70件足して、29,960円。ほぼ3万円です。
まずやることはひとつです。登録して、口座を設定して、案件一覧を眺めてみてください。自分がすでに使っているサービスが3つ見つかるなら、そこが入り口になります。
他の副業と比較して決めたい方はこちらもどうぞ。
