「絵が描けるなら、LINEスタンプは寝ている間も売れる」。
そう聞いて制作を始めた人は多いはずです。ただ、作り始める前に確認しておいたほうがいい変更が3つあります。
ひとつめ。2026年7月1日、静止画のクリエイターズスタンプが値上げされました。LINE STOREの最低価格は120円から190円へ、スタンプショップは50コインから70コインへ引き上げられています(出典: LINEヤフー公式・LINEスタンプ・絵文字の一部商品価格改定に関するお知らせ)。1本あたりの分配額が上がったため、月3万円までの距離は以前より短くなりました。
ふたつめ。分配額は売上の50%ではありません。LINE公式ヘルプの計算式は「(マイページにおいて確定額として通知された本コンテンツの売上総額 – App Store、Google Playなどのプラットフォーム毎に設定される本コンテンツの配布に関して支払う手数料)×50%」です(出典: LINE Creators Market公式・送金可能額はどのように計算されますか?)。手数料を引いた後の半分、という設計です。
みっつめ。LINEスタンプメーカーで作ると、分配額が0円になることがあります。「2019年6月26日以降にLINEスタンプメーカーから審査リクエストしたスタンプは、上記計算式が適用されず、分配額が0円になります」という一文が、同じ公式ページに書かれています。手軽な入口が、そのまま収益ゼロの入口にもなります。
この記事の事実部分は、LINE Creators Market公式ヘルプ・LINEヤフー公式告知・国税庁の資料に基づいています。逆算やシナリオは設計上の試算であり、その旨をそのつど明記しました。
この記事でわかること
- 2026年7月1日の値上げで、静止画スタンプの下限が190円/70コインになった事実
- 分配額の公式計算式と、「売上の50%」という説明がズレている理由
- LINE STORE経由がいちばん分配額が高く、アプリ内購入が低くなる構造
- 1コイン=2.13円という換算レートが、アプリ内購入の手取りを下げている仕組み
- 購入用URLでLINE STOREへ誘導するという、クリエイター側で使える数少ない打ち手
- LINEスタンプメーカー経由が分配額0円になる条件と、その回避方法
- 値上げ後の月3万円に必要なダウンロード数(源泉税・振込手数料まで含めた実額)
- 2026年7月1日に計算式が変わった「LINEスタンプ プレミアム」の新ルール
- 分配額から10.21%引かれる源泉所得税と、振込手数料495円の重さ
- 会社員が押さえる20万円ルール、住民税、インボイス登録の要否
※本記事の数値は2026年8月時点で確認できた公表資料に基づきます。価格や制度は変更されることがあるため、実行前に各公式ページで最新の表示をご確認ください。
登録は無料です。まずは公式ヘルプの計算式だけでも、自分の目で確認してください。
画像づくりから設計したい方は、こちらもあわせてどうぞ。
結論:値上げで月3万円のハードルは約3割下がりました
先に結論を書きます。2026年7月1日の値上げは、クリエイターにとって追い風です。
値上げ前、下限価格の120円スタンプ1ダウンロードで入る分配額は37円から42円ほどでした。月3万円を割ると、およそ750ダウンロードという数字になります。
値上げ後は下限が190円になり、1ダウンロードあたり52円から66.5円。同じ月3万円が、約520ダウンロードまで下がりました。
計算の内訳は次のH2で扱います。まずは全体像です。
| 項目 | 値上げ前(〜2026年6月30日) | 値上げ後(2026年7月1日〜) |
|---|---|---|
| LINE STORE の下限価格 | 120円 | **190円** |
| スタンプショップの下限価格 | 50コイン | **70コイン** |
| 1DLあたりの分配額(国内3経路) | 約37〜42円 | **約52〜66.5円** |
| 月3万円に必要なDL数(国内平均) | 約750DL | **約520DL** |
※価格はLINEヤフー公式告知による。分配額は公式の計算式とコイン換算レートから算出した設計値です。源泉所得税を引く前の金額です。
値上げの対象は静止画のクリエイターズスタンプと静止画のクリエイターズ絵文字です。公式告知には、クリエイターズスタンプ(静止画スタンプ以外)、クリエイターズ絵文字(アニメーション)、公式着せかえ、クリエイターズ着せかえは値上げされない旨が明記されています。アニメーションスタンプで勝負している人には、今回の改定は関係がありません。
もうひとつ、設計上いちばん効くポイントを先に書きます。同じスタンプでも、どこで買われるかで分配額が最大2割以上変わります。そして買われる場所は、ある程度こちらから誘導できます。
だから設計は単純です。「単価 × DL数 × 販売中のパッケージ数」の掛け算で組み、購入導線はLINE STOREに寄せる。1本の大当たりを待つ設計にしないことが、続けるうえでの分かれ目になります。
なお公式ヘルプによると、販売できるアイテムの個数に制限はありません。「販売個数の制限はありませんので、いくつでもアイテムを登録して販売することができます」と明記されています。ただし1日の審査リクエストは30回までです。
分配額の計算式|「売上の50%」ではありません
分配額の正体は、プラットフォーム手数料を引いた後の50%です。ここを取り違えると、逆算が全部ずれます。
公式の計算式をそのまま読む
LINE Creators Market公式ヘルプは、個別販売の分配額を審査申請日で2つに分けています。
2015年2月1日以降に審査申請したコンテンツは、以下の式です。
> (マイページにおいて確定額として通知された本コンテンツの売上総額 – App Store、Google Playなどのプラットフォーム毎に設定される本コンテンツの配布に関して支払う手数料)×50%
2015年1月31日までに審査申請したものは「売上総額×50%」でした。いま新規に始める人は、必ず前者が適用されます。
つまり手取りは、売上の50%ではありません。手数料を引いた残りの半分です。
手数料率は購入プラットフォームで決まります
引かれる手数料は、購入された場所によって変わります。公式ヘルプの表記は次のとおりです。
| 購入プラットフォーム | 手数料率 | 適用条件 |
|---|---|---|
| Apple App Store | 26% | 2026年1月1日以降に日本で購入された場合 |
| Apple App Store | 30% | 日本以外での購入、および2025年12月31日までに日本で購入された場合 |
| Google Play | 30% | 一律 |
| LINE STORE | 30% | 一律 |
出典: LINE Creators Market公式・送金可能額はどのように計算されますか?(2026年8月時点)
Appleだけが26%に下がっている点は覚えておいてください。2026年1月1日より前は、どの経路も30%でした。iOSユーザー向けの手数料負担だけが軽くなっています。
もうひとつの変数が「売上総額」の決まり方です
手数料率と並んで効くのが、計算のもとになる売上総額です。ここが円建てかコイン建てかで、同じスタンプでも金額が変わります。
LINE公式ヘルプは、こう記しています。
> LINEコインで購入されたアイテムについては、当社が定めた換算レートが適用されます。
LINEアプリ内のスタンプショップは、コインで買う仕組みです。一方、ブラウザで開くLINE STOREは、クレジットカードなどで円建ての価格をそのまま支払えます。
この違いが、分配額の差を生みます。
190円スタンプの分配額を3通り計算する
値上げ後の下限価格、LINE STORE 190円/スタンプショップ 70コインで計算します。
ケース1:LINE STORE(ブラウザ・円建て)
売上総額は190円。手数料30%を引いて133円。50%を掛けて、66.5円です。
ケース2:スタンプショップ(iOS・日本・2026年1月1日以降)
70コイン × 2.13円 = 149.1円が売上総額。手数料26%を引いて110.3円。50%を掛けて、約55.2円です。
ケース3:スタンプショップ(Google Play、または2025年内のiOS)
149.1円から手数料30%を引いて104.4円。50%を掛けて、約52.2円です。
同じスタンプ、同じ1ダウンロード。それでも66.5円と52.2円で、LINE STORE経由が約1.27倍という差が出ます。低いほうを基準にすれば、2割以上の開きです。
さらに海外で買われた場合は、1コイン=1.76円で換算されます。70コインなら123.2円が売上総額となり、分配額は約43.1円まで下がります。
なお公式ヘルプには「当社システム内の設定の関係により、分配額の算定において、マイページに表示される内容と実際の算定に用いられる内容が一致しない場合がございますが、最終的に一定の調整料率等を用いて分配額の減額が生じないように調整しております」という但し書きも添えられています。1円単位で完全一致すると考えないほうが安全です。
LINEコインの換算レート|アプリ内購入で手取りが減る理由
アプリ内のスタンプショップで買われると分配額が下がるのは、LINEコインの換算レートが額面より低いからです。
換算レートは4回変わっています
公式ヘルプは、LINEコインの換算レートを購入時期ごとに整理しています。
| 期間(日本での購入) | 1コインあたり |
|---|---|
| 2015年4月30日まで | 1.47円 |
| 2015年5月1日〜2023年12月31日 | 1.76円 |
| 2024年1月1日〜2024年11月30日 | 2.16円 |
| 2024年12月1日以降 | 2.13円 |
出典: LINE Creators Market公式・アイテム(スタンプ/絵文字/着せかえ)の販売価格は設定できますか?
日本以外の地域で購入された場合は、2015年5月1日以降ずっと1コイン=1.76円です。海外で売れると手取りはさらに下がります。
70コインは「190円分」ではありません
70コイン × 2.13円 = 149.1円。LINE STOREの190円と比べると、約41円(およそ2割)少ない金額が計算のベースになります。
売上明細を見て「同じスタンプなのに金額が2種類ある」と戸惑うクリエイターは多いのですが、正体はこれです。LINE STOREかアプリ内スタンプショップか、という購入経路の違いでした。
値上げ前の数字で言えば、LINE STOREが42円、アプリ内が約37〜39円。長くスタンプを売っているクリエイターの間で共有されてきた「42円と38円」という2つの数字は、この構造から出ています。
【打ち手】購入用URLでLINE STOREに誘導できます
ここが、この記事でいちばん実用的な部分です。
購入経路は完全なランダムではありません。LINE Creators Marketのマイページには、アイテムごとに購入用URLが用意されています。公式ヘルプは、プライベート設定の説明のなかで次のように案内しています。
> [アイテム管理]>該当アイテム>表示情報の[購入用URL]に表示されているURLにアクセスする
このURLはLINE STOREの商品ページを指します。SNSのプロフィール、投稿、ブログの紹介文に貼っておけば、そこから買った人はLINE STORE経由になります。
つまり分配額のいちばん高い経路へ、自分の告知で寄せられるということです。
買う側にとっても悪い話ではありません。コインを買い足す手間がなく、クレジットカードやキャリア決済でそのまま購入できます。作り手の取り分が増えて、買い手の手間も減る。数少ない、両方得をする打ち手です。
もちろん強制はできません。LINEアプリのスタンプショップで検索して買う人は一定数います。それでも告知の導線をLINE STOREに統一しておくと、平均単価は着実に上がります。
【最重要】LINEスタンプメーカー経由は分配額0円になることがあります
ここが、副業として始める人がいちばん踏みやすい地雷です。
公式の一文を確認してください
分配額の計算式が書かれた公式ヘルプの末尾に、注記があります。
> ※2019年6月26日以降にLINEスタンプメーカーから審査リクエストしたスタンプは、上記計算式が適用されず、分配額が0円になります。ただし、LINEスタンプメーカー Version4.0以上で、申請時の分配額設定で[有料ダウンロード/売上分配額あり]を選択し審査リクエストをしたスタンプは、この限りではありません。
LINEスタンプメーカーは、スマホだけでスタンプを作れる公式アプリです。写真の切り抜きから審査申請までスマホで完結するため、初心者向けの解説記事で真っ先に紹介されます。
そのアプリを設定を確認せずに使うと、売れても分配額はゼロです。
なぜ0円になるのか
理由は、クリエイター本人が自分のスタンプを無料でダウンロードできる設計と引き換えになっているからです。
公式ヘルプの別項目には、こう書かれています。
> 2019年6月26日以降にLINEスタンプメーカーで審査リクエストしたスタンプは、クリエイター本人に限り無料でダウンロードすることができます。
> ただし、LINEスタンプメーカー Version4.0以降に審査リクエストをしたスタンプで、申請時の分配額設定で[有料ダウンロード/売上分配額あり]を選択した方は無料ダウンロード非対象です。
つまり二者択一です。自分で使うために無料でもらうか、売上を受け取るか。
自分や友人に配る目的なら前者で問題ありません。ただ副業として収益を狙うなら、後者を選ばないと意味がありません。
回避方法はシンプルです
LINEスタンプメーカーから申請するなら、申請時の分配額設定で [有料ダウンロード/売上分配額あり] を選ぶ。これだけです。現行バージョンは条項にある4.0を超えているため、実質的にこの選択がすべてになります。
PCの LINE Creators Market から申請する場合、この制約は適用されません。収益を最優先するならPC経由がもっとも確実です。
この0円条項は、公式ヘルプでも計算式の説明の末尾に注記として置かれています。分配額の項目を上から順に読んでいれば目に入りますが、「LINEスタンプ 作り方」で検索して手順だけを追った場合、通り過ぎる位置にあります。手軽さを打ち出す解説ほど触れていない、という傾向も見えました。
月3万円の逆算|値上げ後に必要なダウンロード数
ここまでの数字を使って、月3万円に必要なダウンロード数を出します。すべて設計上の試算であり、実際の売上を保証するものではありません。
下限価格(190円/70コイン)の場合
| 購入経路 | 1DLあたりの分配額 | 月3万円に必要なDL数 |
|---|---|---|
| LINE STORE(円建て190円・手数料30%) | 66.5円 | 約451DL |
| スタンプショップ/iOS日本(手数料26%) | 約55.2円 | 約544DL |
| スタンプショップ/Google Play・旧iOS(手数料30%) | 約52.2円 | 約575DL |
| 海外購入(1コイン1.76円・手数料30%) | 約43.1円 | 約696DL |
| **国内3経路の平均** | **約58.0円** | **約517DL** |
※分配額はいずれも源泉所得税を引く前の金額です。必要DL数は各分配額で30,000円を割り戻した設計値です。
1日あたりに直すと約17ダウンロード。値上げ前の約25ダウンロードから、明確に軽くなりました。
価格を上げたらどうなるか
上位の価格帯を選べば、必要DL数はさらに下がります。LINE STORE基準の販売価格をP円とすると、LINE STORE経由の分配額は次の式で出せます。
分配額 = P × (1 − 0.30) × 0.50 = P × 0.35
当てはめると、こうなります。
| LINE STORE基準の販売価格 | LINE STORE経由の分配額 | 月3万円に必要なDL数 |
|---|---|---|
| 190円 | 66.5円 | 約451DL |
| 300円 | 105円 | 約286DL |
| 500円 | 175円 | 約172DL |
| 700円 | 245円 | 約123DL |
※上表は計算式の当てはめ例です。実際に選択できる価格の刻みは公式の価格表でご確認ください。2026年7月1日以降の下限が190円/70コインであることはLINEヤフー公式告知で確認できますが、上位の段は公式ヘルプの価格表に画像で掲載されています。
ただし、価格を上げれば売れる数は落ちます。190円と700円で購入のハードルは明らかに違います。参入直後から高価格帯で勝負するのは、現実的とは言えません。
手取りは、ここからさらに減ります
分配額がそのまま振り込まれるわけではありません。公式ヘルプは「送金可能額は、分配額から源泉所得税を差し引いた金額です」と定義しています。
日本に居住する個人で支払金額が100万円以下なら、税率は10.21%です。さらに国内の銀行振込には495円の手数料がかかります。
段階ごとに整理すると、こうなります。
| 段階 | 金額 |
|---|---|
| 分配額 | 30,000円 |
| 源泉所得税10.21%を差し引いた送金可能額 | 約26,937円 |
| 振込手数料495円を差し引いた実入金額 | 約26,442円 |
逆に実入金額で月3万円を作るには、分配額で約33,963円が必要です。国内平均58.0円で割ると、約586ダウンロード。分配額ベースの517DLより、およそ70DL多く要ります。
3つのシナリオで組む
必要DL数を1パッケージで背負うか、複数で分けるかで難易度が変わります。
シナリオA:190円1パッケージで押し切る
月約517DL。1日17DLです。よほど拡散しない限り、参入直後には届きません。
シナリオB:高価格帯1パッケージに絞る
LINE STORE基準500円なら月約172DL。1日6DLまで下がります。ただし500円のスタンプが選ばれるには、キャラクターとしての魅力が要ります。
シナリオC:190円を10パッケージ並べる(推奨)
月517DLを10パッケージで割ると、1パッケージあたり月52DL。1日1.7DLです。
販売個数に制限がなく、1日30回まで審査リクエストできるという公式仕様は、この設計と相性がよく働きます。当たりを1パッケージ引くより、平均的に売れるものを積む方が読みやすい数字になります。
ただし誤解のないように書いておきます。「10パッケージ並べれば自動的に月3万円」ではありません。LINEスタンプは累計で数百万点が販売されている市場であり、告知をしないパッケージが検索で見つかる確率は低いものです。SNSでの導線づくりまで含めて、はじめて上の数字が意味を持ちます。
画像づくりの効率を上げたいなら、AI画像生成を制作フローに組み込む選択肢もあります。ただし後述する権利・審査の留意点を先に確認してください。詳しくはAI画像生成副業の始め方で扱っています。
まずは1パッケージ8個から。個数は8・16・24・32・40から選べます。
同じ「作って売る」でも、グッズ化と比べたい方はこちら。
LINEスタンプ プレミアム|2026年7月1日に計算式が変わりました
売り切り型とは別に、サブスクリプション経由の分配があります。ここも同じ日に大きな変更がありました。
プレミアムとは何か
「LINEスタンプ プレミアム」は、対象のクリエイターズスタンプ・絵文字・着せかえが使い放題になる定額制サービスです。参加設定をオンにすると、加入ユーザーが自分のスタンプを自由に使えるようになります。
購入ではなく送信された回数に応じて分配される仕組みのため、収益の性質が売り切りとまったく違います。
旧計算式(2026年6月30日までの売上)
従来は、プレミアム全体の売上を送信ユーザー数で按分する方式でした。公式の記載はこうです。
> (「LINEスタンプ プレミアム」売上総額の30%)×(①/②)
> ①:本コンテンツを送信(適用)した「LINEスタンプ プレミアム」に加入しているユーザー数
> ②:「LINEスタンプ プレミアム」の対象コンテンツを送信(適用)した「LINEスタンプ プレミアム」に加入しているユーザー総数(対象コンテンツ毎に算出したユーザー数の合算)
分母が全クリエイターの合算だったため、参加スタンプが増えるほど1件あたりの取り分が薄まる構造でした。
新計算式(2026年7月1日からの売上)
2026年7月1日以降は、単価が固定されました。
> サブスクリプションサービスユーザー数 × 当社所定の単価(※)× 送信割合
> ※当社所定の単価は、12円(税別)となります。
単価12円(税別)が明示された点が最大の変更です。分母がプレミアム全体の売上に連動しなくなったため、収益の見通しが立てやすくなりました。
一方で、送信割合という指標に依存する構造は変わりません。実際に使われないと分配されない点は同じです。
参加には180日の待機があります
プレミアムには、販売開始後すぐには参加できません。公式ヘルプの注意事項に明記されています。
> 設定画面で[参加する]を選んでも、販売開始から180日以上経過していないと、「LINEスタンプ プレミアム」には参加できません。
設定変更が反映されるのも翌月1日からです。思い立ってすぐ切り替わるものではありません。
対象外のスタンプがあります
すべてのアイテムが参加できるわけではありません。
| 参加できる | 参加できない |
|---|---|
| 静止画スタンプ/アニメーションスタンプ/BIGスタンプ/ポップアップスタンプ/エフェクトスタンプ/絵文字/アニメーション絵文字/着せかえ | カスタムスタンプ/メッセージスタンプ |
名前やテキストを入れられるカスタムスタンプは、単価を上げやすい反面プレミアムの対象外です。売り切りで稼ぐか、ストックで積むかという設計の分岐がここにあります。
なお参加する場合は、販売エリアに日本・台湾・インドネシア・タイのいずれかを含める必要があります。デフォルトは[参加する]です。
販売開始までの5ステップ
登録から販売までの流れを整理します。手戻りが起きやすいのはステップ2とステップ4です。
ステップ1:LINE Creators Market に登録する
LINE Creators Market にLINEアカウントでログインし、クリエイター情報を登録します。登録は無料です。
このとき事業形態(個人/法人)を選びます。後述する源泉所得税の扱いが変わるため、正確に入力してください。
なお、ここで登録するクリエイター名はストアの商品ページに表示されます。本名を使いたくない場合は、登録の段階でペンネームを設定してください。
ステップ2:画像を作る
スタンプ画像の仕様は、公式の制作ガイドラインに定められています。ファイル名・サイズ・余白の指定があるため、作り始める前に必ず目を通してください。
通常の静止画スタンプで用意するのは、スタンプ画像・メイン画像・トークルームタブ画像の3種類です。いずれも背景を透過したPNGで書き出します。正確なピクセル数と余白の指定は、必ず公式ガイドラインの最新表示で確認してください。仕様は改定されることがあり、審査で弾かれる原因になります。
1パッケージあたりの個数は種類によって異なります。
| スタンプの種類 | 選べる個数 |
|---|---|
| 通常のスタンプ(静止画)/カスタムスタンプ/BIGスタンプ | 8個・16個・24個・32個・40個 |
| アニメーションスタンプ/メッセージスタンプ/ポップアップスタンプ/エフェクトスタンプ | 8個・16個・24個 |
出典: LINE Creators Market公式・スタンプの個数を設定することはできますか?
ここで注意点がひとつ。審査リクエスト後は、1パッケージ当たりの個数を変更できません。40個で申請したら40個のままです。
最初は8個で試すのが無難です。制作コストが5分の1で済むうえ、審査の通り方を確認できます。
ステップ3:表示情報とタグを設定する
パッケージ名、説明文、コピーライトを入力します。販売エリアも選択します。
タグ設定を入れておくと、トーク画面で文字を打ったときに候補として表示されます。公式ヘルプによるとタグは9個まで登録可能です。
「おはよう」「ありがとう」といった頻出語にタグを当てておくと、購入後の利用頻度が変わります。プレミアム収益は送信割合に依存するため、ここは効いてきます。
ステップ4:審査リクエストを送る
画像と表示情報が揃ったらリクエストします。審査中は編集ができません。
公式ヘルプは「審査中は表示情報やアイテム画像の編集はできません」と明記しています。ただし救済策もあります。同じ項目にこう続きます。
> ※ 販売開始した後もアイテム画像の変更はできませんが、スタンプ/着せかえは表示情報のみ編集⋅アップデートできるようになります。なお、表示情報のアップデートにも審査が必要です。
つまり説明文の誤字は後から直せますが、画像は直せません。リクエスト前に、必ず全画像を並べて確認してください。
ステップ5:価格を決めてリリースする
承認されたら、販売価格を設定してリリースします。
販売開始設定は[手動で販売を開始]がデフォルトです。[自動で販売を開始]にしておくと、承認と同時に販売が始まります。
ショップへの反映には1時間から数時間かかる場合があります。承認直後に検索しても出てこないのは、この待ち時間が理由です。
リリース後は、マイページの[購入用URL]を控えてSNSの告知に使ってください。前述のとおり、LINE STORE経由が分配額のいちばん高い導線です。
なお、自力の告知以外に公式の集客手段もあります。「LINE PRスタンプ」は、ダウンロード数に応じた費用を支払うことで、自作スタンプから無料スタンプを作成し一定期間配布できる機能です(出典: LINE Creators Market公式・LINE PRスタンプとはなんですか?)。費用が先に出ていく仕組みなので、副業の初期段階で使う必要はありません。存在だけ知っておいてください。
審査で押さえる点|ステータス8段階と再申請
審査は通るか落ちるかの二値ではなく、8つのステータスで進みます。いまどこにいるかを把握できると、無駄に待たずに済みます。
ステータスの意味
| ステータス | 状態 |
|---|---|
| 1. 編集中 | 審査はまだリクエストされていない |
| 2. 審査待ち | リクエスト済み。審査は未着手 |
| 3. 審査中 | 審査が行われている |
| 4. リジェクト | 審査基準を満たしていないと判断された |
| 5. 承認 | リリースできる状態 |
| 6. 販売中 | 販売している |
| 7. 販売停止 | クリエイターが停止した |
| 8. 販売不可 | 強制的に販売停止になっている |
出典: LINE Creators Market公式・審査状況を示すステータスには、どのようなものがありますか?
「審査待ち」と「審査中」は別物です。審査待ちのまま止まっている場合、まだ誰も見ていません。この区別を知らないと、待つべきときに問い合わせてしまいます。
最後の「販売不可」は、規約違反などで強制停止された状態を指します。自分で戻すことはできません。
リジェクトされたら理由を確認する
リジェクト時は、マイページの[メッセージセンター]に理由が掲載されます。登録したLINEアカウントにも通知が届きます。
ただし公式ヘルプ自身が「リジェクト理由はくわしく書かれていないことがあります」と認めています。過度な期待はしないほうがいいでしょう。
再申請の手順は経路で違います
PCの LINE Creators Market から再申請する場合は、[アイテム管理]から該当アイテムを編集してリクエストし直すだけです。
LINEスタンプメーカーからの場合は、少し面倒です。公式ヘルプにこうあります。
> パッケージを新規でつくりなおすことになるため、リジェクトされたアイテムと同じパッケージ名にすることはできません
> パッケージ名を変えて再申請してください
同じ名前が使えない仕様を知らないと、再申請の入口でつまずきます。
写真やAI生成画像を使うときの権利
写真素材のスタンプも販売できます。ただし審査リクエスト時に[同意事項]の確認が必要です。
タレントやキャラクター、ロゴを使う場合は、ライセンス証明書か権利許諾を示す資料の添付が求められます。他人が写り込んだ写真をそのまま出すのは避けてください。
AI画像生成ツールで作った画像を使う場合も、考え方は同じです。学習元や出力物の商用利用可否は、使うツールの利用規約で決まります。既存キャラクターに酷似した出力をそのまま申請すれば、権利侵害としてリジェクトされます。ツール側の商用利用条件を確認したうえで、既存作品に似ていないかを自分の目で見てから申請してください。
お金が入るまで|締めから送金まで何日かかるか
売れてから振り込まれるまでには、想像より長い時間がかかります。
分配額が確定するまで
公式ヘルプによれば、集計は月末締めです。
> 毎月末日を締日として集計し、翌月の中旬頃に分配額が確定します。
8月に売れた分は、9月中旬に確定するという流れです。
1,000円を超えないと申請できません
確定した分配額は、自動では振り込まれません。クリエイター側から送金申請が必要です。
> 分配額の合計が ¥1,000 を超えると[送金申請]ボタンが有効となり、送金申請ができます。
> ※分配額が ¥1,000 未満の場合は送金申請をすることができません
申請しない場合、分配額は翌月以降に累積されます。急いで引き出す必要はありません。
申請から送金まで最大90日
ここが見落とされがちです。
> 送金可能額は、3の手順で送金の申請を行った日から90日以内に登録した送金先に送金されます。
申請したその月に入るとは限りません。最大3か月の幅があると考えておくべきです。
振込手数料495円という壁
日本国内の銀行振込には手数料がかかります。公式ヘルプの記載は「振込手数料は495円かかります」です。
ここで問題になるのが、最低ラインをわずかに超えた時点で申請したときの手取りです。
分配額1,001円から源泉所得税10.21%を引くと、送金可能額はおよそ899円。そこから495円が引かれ、手元に残るのは約404円という計算になります。4割です。
そのため、まとめて申請したほうが手数料の比率は下がります。10,000円で申請すれば、495円は5%弱まで薄まります。
分配額は放置しても消えません。急いで引き出す理由がないなら、貯めてから申請するほうが合理的です。
マイナンバーの提出を求められることがあります
一定額を超えると、事業形態が[個人]のクリエイターにはマイナンバーの提出が求められます。提出が済んでいないと[送金申請]ボタンが有効にならない、という案内も公式ヘルプにあります。
要否と手続きはLINE Creators Market公式・提出書類についてで確認してください。マイページの案内に従うのが確実です。
なお送金先の登録はPCから行う必要があります。公式ヘルプは「操作している端末がスマートフォン/タブレットの場合、推奨環境外のため正常に登録できない可能性があります」と注意しています。
税金|源泉所得税10.21%と20万円ルール
LINEスタンプの分配額には、受け取る前の段階ですでに税金が引かれています。ここを理解しておかないと、確定申告で損をします。
なぜ源泉徴収されるのか
LINE公式ヘルプは、理由を明示しています。
> クリエイターがデザインしたスタンプを販売する行為はクリエイターが保有する著作権の使用に該当するため源泉所得税の課税対象取引となります。
著作権の使用料という扱いです。原稿料や講演料と同じ枠組みだと考えると分かりやすいでしょう。
税率は居住形態で変わります
| 区分 | 税率 |
|---|---|
| 日本に居住する個人(支払金額100万円以下) | 支払金額 × 10.21% |
| 日本に居住する個人(支払金額100万円超) | (支払金額 − 100万円) × 20.42% + 102,100円 |
| 日本に居住する法人 | 課税対象外(0%) |
| 日本に居住しない個人または法人 | 一律 20.42% |
出典: LINE Creators Market公式・源泉所得税はかかりますか?
公式ヘルプは「支払金額とは源泉所得税や送金⋅為替手数料が控除される前の分配額です」と定義しています。手数料を引いた後ではなく、引く前の金額が課税ベースです。
20万円ルールは「所得」で判定します
会社員が気にする20万円ルールは、国税庁が定めています。
給与を1か所から受けていて年末調整が済んでいる人は、給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円を超える場合に確定申告が必要です(出典: 国税庁 No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人)。
ここで重要なのは、判定するのが収入ではなく所得という点です。
所得 = 収入 − 必要経費。ペンタブレット代、イラストソフトの月額、参考資料代などは経費になり得ます。分配額が25万円でも、経費が6万円あれば所得は19万円です。
源泉徴収されたぶんは、申告で戻ることがあります
10.21%はあくまで前払いです。確定申告で最終的な税額を計算した結果、払いすぎていれば還付されます。
申告義務がなくても、申告したほうが得になるケースがあるということです。ただし申告する場合は、20万円以下の所得も含めて申告する必要があります。
住民税は20万円以下でも申告が必要です
20万円ルールは所得税の話です。住民税には同じ免除規定がありません。
所得が20万円以下でも、お住まいの自治体への住民税申告は原則必要です。会社に知られたくない場合の扱いも含めて、副業が会社にバレない方法で詳しく整理しています。
確定申告の具体的な手順は副業の確定申告のやり方にまとめました。
消費税とインボイス登録の要否
分配額は著作権の使用料として支払われるため、消費税の課税取引にあたります。ただし基準期間の課税売上高が1,000万円以下なら、原則として免税事業者です。
インボイス(適格請求書発行事業者)の登録は義務ではありません。国税庁は「適格請求書発行事業者の登録を受けることができるのは、課税事業者に限られます」としたうえで、免税事業者が登録する場合の経過措置を設けています(出典: 国税庁・インボイス制度について)。
登録すると、原則として登録日から2年間は消費税の申告が必要になります。副業の規模で急いで登録する理由は乏しいというのが一般的な整理です。
なおLINE Creators Marketの公式ヘルプには、インボイス登録の要否に関する明示的な案内が見当たりませんでした。判断に迷う場合は、所轄の税務署または税理士にご確認ください。
※税務の取り扱いは個別事情で変わります。本記事は一般的な整理であり、個別の税務判断を行うものではありません。
失敗パターン6つと、見落としやすい仕様3つ
制作を始めてから気づくと痛い項目を並べます。
失敗パターン6つ
- LINEスタンプメーカーで作って分配額0円:申請時に[有料ダウンロード/売上分配額あり]を選ばないと、売れても分配額はゼロです
- 40個で申請してしまう:審査リクエスト後に個数は変更できません。最初は8個で仕様と審査の感触を確かめてください
- 告知をせずに並べるだけ:検索で偶然見つかる確率は低いものです。購入用URLをSNSに置く導線まで作ってください
- 最低ラインをわずかに超えた時点で送金申請する:495円の手数料で手取りが4割になります
- 他人の写真やキャラクターを使う:ライセンス証明書か権利許諾の資料が必要です。添付できないなら出さないでください
- 審査承認後に画像の誤りに気づく:承認後は画像を変更できません。直せるのは表示情報だけです
見落としやすい仕様3つ
1. 価格変更には最短3時間、再変更には24時間かかります
販売中の価格を変えるには、いったん[販売停止]にする必要があります。停止後3時間経たないと[販売再開]が押せません。さらに再開後24時間は、再変更もできません。
セール的に価格を上下させる運用は、この仕様上むずかしいと言えます。
2. 販売停止でプレミアム設定がリセットされます
公式ヘルプに明記があります。
> 販売を停止すると、「LINEスタンプ プレミアム」への参加設定は[参加しない]が自動的に設定されます。
価格を変えるために停止しただけのつもりが、プレミアム収益まで止まります。再開後に[参加する]を選び直してください。
3. 自作スタンプは購入しないと使えません
PCから申請したスタンプは、クリエイター本人でも購入しないと使えません。公式ヘルプは「自分でつくったアイテムであっても、購入せずに利用することはできません」としています。
家族や友人にだけ配りたい場合は、プライベート設定を使う方法があります。[LINE STORE/ショップ非公開]にすると新着やランキング、検索結果に表示されなくなりますが、購入用URLを直接開けば誰でも購入できます。完全な非公開ではない点にご注意ください。
よくある質問
Q1. LINEスタンプはいつ値上げされましたか?
2026年7月1日10時からです。対象は「LINE公式スタンプ」「LINEクリエイターズスタンプ(静止画のみ)」「LINE公式絵文字」「LINEクリエイターズ絵文字(静止画のみ)」で、クリエイターズスタンプ(静止画)の下限はLINE STOREで120円から190円へ、スタンプショップで50コインから70コインへ引き上げられました。アニメーションスタンプと着せかえは対象外です。
Q2. LINEスタンプの分配額は売上の50%ですか?
いいえ。プラットフォーム手数料を引いた後の50%です。公式の計算式は「(売上総額 − プラットフォーム手数料)× 50%」で、手数料はApple App Storeが26%(2026年1月1日以降に日本で購入された場合)または30%、Google PlayとLINE STOREが30%です。
Q3. 190円のスタンプが1ダウンロードされたら、いくら入りますか?
購入経路で変わります。LINE STORE(円建て190円)なら66.5円、アプリ内スタンプショップならiOS日本で約55.2円、Google Playや旧iOSで約52.2円です。ここからさらに源泉所得税10.21%が引かれます。
Q4. アプリ内で買われると分配額が少ないのはなぜですか?
LINEコインの換算レートが挟まるためです。アプリ内スタンプショップは70コインで販売され、1コイン=2.13円(2024年12月1日以降の日本での購入)で換算されるため、売上総額が149.1円になります。LINE STOREの190円より少ない金額が計算のベースになります。
Q5. 購入経路をクリエイター側で選べますか?
完全には選べませんが、誘導はできます。マイページの[アイテム管理]>[表示情報]に表示される購入用URLはLINE STOREの商品ページを指すため、SNSやブログの告知にこのURLを使えば、分配額のいちばん高い経路へ寄せられます。
Q6. LINEスタンプメーカーで作ると稼げないというのは本当ですか?
条件付きで本当です。2019年6月26日以降にLINEスタンプメーカーから審査リクエストしたスタンプは分配額が0円になります。ただし申請時の分配額設定で[有料ダウンロード/売上分配額あり]を選択した場合は分配額を受け取れます。
Q7. 月3万円を稼ぐには何ダウンロード必要ですか?
下限価格の190円なら、国内3経路の平均分配額58.0円で割って約517ダウンロードという試算です。源泉所得税と振込手数料を差し引いた実入金額で月3万円にするには、約586ダウンロードが必要になります。
Q8. LINEスタンプ プレミアムの分配はいくらですか?
2026年7月1日からの売上については「サブスクリプションサービスユーザー数 × 12円(税別)× 送信割合」という計算式が適用されます。2026年6月30日までの売上は、プレミアム売上総額の30%を送信ユーザー数で按分する旧計算式でした。なお参加には販売開始から180日以上の経過が必要です。
Q9. 売上はいつ振り込まれますか?
毎月末日で締めて翌月中旬頃に分配額が確定します。分配額の合計が1,000円を超えると送金申請ができ、申請日から90日以内に送金されます。日本国内の銀行振込には495円の手数料がかかります。
Q10. 会社員でも確定申告は必要ですか?
給与以外の所得の合計が20万円を超える場合は必要です。所得は「収入 − 必要経費」で計算します。ただし住民税には20万円の免除規定がないため、20万円以下でも自治体への住民税申告は原則必要です。
まとめ
LINEスタンプ副業の設計を、数字で整理しました。
2026年7月1日の値上げは、クリエイターにとって追い風です。静止画スタンプの下限がLINE STOREで190円、スタンプショップで70コインに上がり、1ダウンロードあたりの分配額は52円から66.5円へ。月3万円に必要なダウンロード数は、約750から約520へおよそ3割下がりました。
分配額は売上の50%ではありません。プラットフォーム手数料を引いた後の50%です。そしてその手数料率は、Apple App Storeだけが2026年1月1日から日本での購入について26%に下がっています。
いちばん分配額が高いのはLINE STORE経由でした。アプリ内スタンプショップは1コイン=2.13円の換算が挟まるため、同じスタンプでも手取りが2割以上低くなります。だから告知にはマイページの購入用URLを使ってください。買う側の手間も減ります。
そして最初に確認すべきは、LINEスタンプメーカー経由の分配額0円という仕様です。申請時に[有料ダウンロード/売上分配額あり]を選ばない限り、どれだけ売れても入金はありません。
190円を10パッケージ並べる設計なら、1パッケージあたり月52ダウンロード。1日1.7ダウンロードです。ただし並べるだけでは届きません。告知の導線まで含めて、はじめてこの数字が意味を持ちます。
販売個数に制限はなく、1日30回まで審査リクエストができます。この仕様は「積む」設計を後押ししてくれます。
まずは8個のパッケージをひとつ。仕様と審査の感触をつかむところから始めてください。
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